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平成27年2月
 
「さが県民児協だより」へのメッセージ
『世界一、人を大切にする佐賀県を共につくりましょう。』

 皆さんこんにちは。このたび、佐賀県知事に就任いたしました山口祥義です。

 民生委員・児童委員の皆さまには、日頃から県民誰もが安心して暮らせる地域づくりのためにご尽力いただいており、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 人は、様々な想いを持って生きています。外から見て感じることの百倍以上は考えているのではないでしょうか。喜び、苦しみ、希望、失望。そうした人の数々の想いに敏感な社会が出来たなら、どんなに素晴らしいことでしょうか。
 近年、地域の人と人との繋がりが希薄になり、そのことが、高齢者介護や子育てのほか、いじめ問題など様々な社会問題をより深刻にしているように思います。再び「心」「つながり」といったものの大切さを見直すべき時代が来ているように思うのです。

 そのような中、佐賀県の民生委員・児童委員の一人当たりの年間活動件数は、平均一五七件、年間活動日数が、平均一四六日と、全国でも上位です。皆さまが地域に暮らす一人ひとりの「心」に寄り添い、細やかな対応をしていただいていることの表れであり、あらためて敬意を表します。

 私は、「事件は現場で起きている。ヒントは現場に眠っている。人は現場で輝く」ものだと考えています。
 県政は県民一人一人のものです。その目的は、誰もが、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しずつでも幸せになっていくこと。民生委員・児童委員の皆さまは、現場での活動を通じて幸せへのヒントをつかんでおられるのではないでしょうか。私は、そうした皆さまの「思い」をしっかりと受け止めて、新しい県政につなげていきたいと思います。
 まずは、民生委員・児童委員活動を広くお知らせすることで、地域の人たちが皆さまを身近に感じてもらうことに力を入れていきたいと考えています。皆さまがより一層、地域にお住いの一人一人との「つながり」を深めていただくこと、それが幸せへの第一歩だと思うからです。

 これから、皆さまと手を携え、県民それぞれの思いに敏感な、世界一、人を大切にする県政を進めていきます。
 共に明日の佐賀県を創りましょう。