メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です

平成28年9月
 
第29回全国グラウンド・ゴルフ交歓佐賀県大会への祝辞
『人生を彩るスポーツ』

 第29回全国グラウンド・ゴルフ交歓佐賀県大会が、盛大に開催されますことをお喜び申し上げますとともに、全国各地からお越しいただいた皆さまを心から歓迎いたします。

 「ナイスイン 褒め合う心が 笑顔生む」
 これは、第4回標語・川柳コンクール(日本グラウンド・ゴルフ協会主催)で入選した作品の一つです。私自身、グラウンド・ゴルフで汗を流した時には、こうしたお互いを尊重しながらプレーをする楽しさや喜びを感じたものです。誕生から30年余り、多くの人に愛されてきたグラウンド・ゴルフの魅力は、その始めやすさや手軽さとともに、誰もが楽しく時間を過ごすためのマナーやエチケットを大切にする心にあるのではないでしょうか。

 日本グラウンド・ゴルフ協会の初代会長である南部忠平氏は、昭和7年に開催されたロサンゼルス五輪陸上三段跳びにおいて、当時の世界新記録を樹立した金メダリストです。負けず嫌いで、体を動かすことが好きだった南部氏は、後にスポーツについてこのように語っています。
 「スポーツは人生のすべてではない。だが、人生はスポーツによって素晴らしいものになる」

 私たちはスポーツを通して、健康や生きがい、そして仲間との出会いなど、様々なものを得ることができます。こうしたスポーツの“力”によって、皆さまの日常は豊かに彩られることでしょう。
 これから、ラグビーW杯、東京五輪など、世界的なスポーツの祭典が日本で開催されます。そして、平成35年には、ここ佐賀県で国民体育大会・全国障害者スポーツ大会が行われます。注目が集まる今こそ、多くの方にスポーツに親しんでもらえるよう、年齢や性別、障害の有無に関係なく、誰もがそれぞれのスタイルで楽しむことができる環境づくりをしっかりと進めてまいりたいと思います。

 さあ、大会のはじまりです。選手の皆さまが、日頃の練習の成果を存分に発揮されるとともに、全国の同士の方々との交流を深められ、声援と笑顔があふれる大会となりますよう願っています。