平成30年1月

　

消防出初式あいさつ

　平成３０年消防出初め式にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。

　今年は、明治維新１５０年の節目の年です。当時、まだ珍しかった海外の文物が広く普及すると、人々の暮らしは大きく変わりました。
　消防制度に目を向けると、公設私設の消防組が創設されるとともに、消防機材の輸入・開発なども進み、多大な被害をもたらす大規模火災は減少していきました。

　こうした様々な改革によって、今日の消防制度はつくられています。
　「組織率日本一」を誇る佐賀県の消防団もまた、長きにわたり団員の皆様がつくりあげてこられたものです。「自分たちの地域は自分たちで守る」という皆様の強い思いは、地域の安全・安心の要となっています。
　地域のため、日々消防団活動にご尽力いただいている皆様に、心から敬意と感謝を申し上げますとともに、今年も怪我なく元気に活動されることを祈念いたしまして、私のあいさつといたします。