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令和元年10月
 
佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ

 人類史上初の有人飛行は1783年11月、熱気球で成功したといわれています。
 はじめて熱気球を打ち上げたフランスの紙職人であるモンゴルフィエ兄弟は、暖炉の熱気にあおられた洗濯物を見て思いついたそうです。
 空を飛びたいという思い。それは、はるか昔から人々の想像の翼を広げさせ、たゆまない努力とともに飛ぶ夢を叶え、そして今、私たちを自由に大空へと運んでくれています。

 今年も、この佐賀の澄んだ大空を飛びたいと願う方々が世界中から集まり、大会が開催されますことを大変嬉しく思います。
 この大会に向けて、選手の皆さんが流してこられた汗、スタッフの皆さんが積み重ねた時間、そして熱気球を愛するすべての人たちの想いは、数々のバルーンに乗って、この佐賀の空を一層輝かせることでしょう。
 東京五輪・パラリンピックをはじめ、様々な国際大会開催に向けてスポーツの機運が高まる本年、アジア最大の“スカイスポーツの祭典”として第40回大会を迎える「2019佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ」が、皆様の想いとともに、未来に向かって大きく飛躍していくことを心から願っています。

 さあ、世界中の視線がこの美しい佐賀の空に釘付けになる5日間の始まりです。それぞれの想いを胸に、想像の翼を広げ、この5日間を楽しみましょう!