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令和2年2月
 
国民体育大会第39回九州ブロック大会報告書あいさつ

 第35回九州ブロック大会には、九州各県から約5200人の選手が集まり、白熱した戦いが繰り広げられました。
 大会期間中は荒天が度重なる中、関係者の皆様のご協力とご支援により成功をおさめることができましたことを心より感謝申し上げます。
 みごとに九州ブロック予選を勝ち抜いた選手の皆さんは、「いきいき茨城ゆめ国体」や「氷都新時代!八戸国体」でも活躍され、大変嬉しく思います。

 とりわけ、昨秋、茨城ゆめ国体で九州勢の活躍が際立ったラグビー競技開催中は、ラグビーW杯2019とも重なり、九州をはじめ日本中が盛り上がりました。私自身、スポーツが持つ力の大きさをあらためて実感するとともに、この九州から世界を相手に活躍する人材を育てていきたいという思いを強くしたところです。

 今、佐賀県では、「SAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)」を掲げ、トップアスリートの育成とともに、誰もがスポーツを、“する”、“育てる”、“観る”、“支える”といった自分のスタイルでスポーツを楽しみ、共感しあえる、新しいスポーツシーンを切り拓く挑戦を進めています。そして、令和5年には佐賀県において、“体育”から“スポーツ”に名称が変わる初めての大会となる国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会「SAGA2023」が開催されます。
 今回の九州ブロック大会は、県民のスポーツへの関心を高めるとともに、「SAGA2023」に向けた機運を高める絶好の機会となったと確信しており、ここから佐賀県は令和5年に向けて、「すべての人」が「スポーツのチカラ」を信じ、誰もが自分のスタイルでスポーツを楽しみ、共感しあえる新しい大会を目指してまいります。

 結びに、本大会の開催にあたり、ご支援とご協力を賜りました全て関係者の皆様に心より感謝を申し上げますとともに、今後とも「九州はひとつ」の合言葉のもと、九州ブロック大会が益々発展し、スポーツを通して九州各県相互の友好と親善が図られることを心から願っております。
 スポーツを通して、九州を一緒に盛り上げていきましょう。