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若宮防衛副大臣の来訪を受けての知事インタビュー(テキスト・動画)


○記者
 副大臣がいらっしゃって、図面を示しながら副大臣が説明をされたと思うのですが、その説明をとにかく受けた所感といいますか、今どういったご感想でしょうか。
○知事
 10月29日に中谷防衛大臣が来られたときに、私のほうから明確化を求めた中に、特に配置の問題とかもありましたので、それを図面としてお示しいただいたと受けとめております。
○記者
 これは知事の言う将来像、全体像に当たるのでしょうか。
○知事
 その中の大事な要素だとは思っています。今回は図面も含めてお示しいただいたので、再度、また今日からそれを確認、精査させていただいて、やりとりをさせていただくことをしようかなと思っています。
○記者
 いわゆるスケジュール感になるのかもしれないのですけど、これで知事が今後検討していく中で必要だと思っているものというのは、これでそろったんでしょうか。
○知事
 そこを確認、精査するわけですけれども、私も就任以来、この作業をずっと防衛省さんと積み重ねていく中で、皆さんもご案内のとおり、明らかになるべきところはかなり明らかになってきたのかなという感じは持っています。
○記者
 今回示された図面では、不安要素に関しては未確定というか、そういう部分もありましたけれども、その点について将来像との絡みでどのように受けとめているのか、教えてください。
○知事
 これはまさに国防の問題でもありますから、100%全てが明確になるとは私も思ってはいないのですけれども、それでも明確にできるところは、できる限り、要請している中で、今回、防衛省さんからすると、大分明確化に向けて努力をしていただいたと思っていますので、再度、我々として確認、精査をさせていただいて、防衛省さんとのやりとりを進めさせていただきたいと思います。
○記者
 あと、知事の印象として、今回いただいた資料の一部分は見られたと思うのですが、知事として足りないなと思っていらっしゃる部分というのはどういうところがありますでしょうか。
○知事
 今日、防災拠点の話が出てきましたので、どういうようなイメージなのかなというのはもうちょっと確認してみたいとは思いました。
○記者
 今おっしゃった防災拠点のことなんですけれども、防災拠点として新しく何かを持ってきましたという話ではないかとは思うんですが……
○知事
 ないんですか。
○記者
 いや、図面を見たらですけど。
 知事はこれまでも熊本地震で佐賀空港が活躍したという話をされていましたけど、そういったところからすると、知事の今までの考え方と今回の防衛省の防災拠点という提案は合致しているものとお考えですか。
○知事
 私は政府に対しても、南海トラフも含めて、佐賀空港は防災拠点として拠点性を持たせる準備もあるし、そういった機能をつくっていったらどうかという提案もさせていただいたところなんですけれども、そういったことと今回の話が関係あるのか、その点もまだよくわからないので、どういうお考えなのか確認させていただきたいと思っています。
○記者
 確認ですけれども、精査、検討ということで、まだ検討には入っていないという理解でよろしいんでしょうか。
○知事
 言葉遣いは難しいですけれども、かなりの部分は出てきつつあるのかなと思いますが、いずれ我々も、今日示されたので、それについてのチェックをして、その結果だと思っています。その結果、その次の展開がどうなのかだと思います。
○記者
 図面を見られた後に、大臣に駐車場と近いという発言をされていましたけれども、あれはどういった意味合いで聞かれたんでしょうか。
○知事
 いいえ、特に。
○記者
 安全面とかを不安視されたということですか。
○知事
 安全面というか、近いと思ったので。
○記者
 近過ぎるなという印象はありますか。
○知事
 あれは自分としての感想で、今後の精査、検討にまた影響を及ぼすのかもしれませんから、ここでは控えておきたいと思います。
○記者
 若宮副大臣が議長とお話をしているときに、今日の説明というのは「スタート地点に立った」というコメントというか、発言をされているみたいですけれども、それについてどう思うというか、自分ではどう思うか。
○知事
 今、私が話した中に出ていると思いますが、いただいたものをこれから確認、精査するわけですけれども、大分出てきたという雰囲気はあるので、それをスタートと言うのかどうかというのは言葉の問題だと思いますし、今回出てきたものについても全て公開してやっていますから、これは県民の皆さん方からもさまざまなご意見もまた出てくるでしょうし、今回、市役所と漁協のほうにも話しに行っておられますので、そういうところも含めて、みんなでいろんなことを考えていくという状況だと思っています。
○記者
 漁協は県に判断を一任するということでしたけれども、これから漁業者の思いを背負って判断することになると思うんですけど、漁業者への直接、もしくは漁協に対しての会話の機会を設けるお考えはおありでしょうか。
○知事
 毎回申し上げているように、漁協さんのお考えとか気持ちを受けとめることは、我々何よりも大事だと思っていますので、漁協さんがどのようにお考えなのか、県と一緒に考えていきたいということであれば、もちろん一緒に考えていきたいと思いますし、漁協さんのお考えを大事にしていきたいということは、ずっと一緒です。