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山本農水大臣の来訪を受けての知事インタビュー(テキスト・動画)


○記者
 きょうの大臣との会談、これについての意義、受けとめをお願いいたします。
○知事
 大臣が直接、佐賀県のほうを訪れて、我々の思いをしっかり聞いていただける、いい機会だったと思いますし、我々にしてみると、直接こうやって受け取ってもらって、皮膚感覚でわかっていただけたのではないかと思っています。
○記者
 長崎地裁の和解協議の基金案の話も出ましたが、この基金案についての今後の県の受けとめ方、どのように取り扱うか。
○知事
 我々、当事者ではないんですけれども、今回、大臣が基金案をここで発言されたのはどういうことなのかなと思いながら聞いておりました。
 基本的に、我々とすると、やっぱり確定判決に対して、しっかりとそれを守っていただくことを期待しているわけで、我々もあくまでも漁業者にしっかり寄り添っていきたいと思っています。
 ですから、今回の大臣の、基金を重要な局面ということについては、どういう意味のご発言なのか、また後でじっくり考えてみたいなと思いますが。
○記者
 今、基金案のくだりのところで、どういう発言なのかとおっしゃっていたのは、知事は基金案の賛否についてはきょう触れませんでしたけれども、それはあくまで和解協議の当事者ではないという立場から、そこは踏み込まなかったということになりますか。
○知事
 そうですね。この後、漁業者のほうと話をされるということでしたので、あくまでも漁業者の思いに寄り添っていきたいというのが私の考えです。
○記者
 どういう意図だったか、基金案についてはわからないということだったんですけれども、今の段階で知事としてはどういう意図があったと推察されていますか。
○知事
 わからない。だから、これから漁業者とか弁護団とかと接見するというお話があったので、そういったところもよく注視していきたいと思いますけれども、いずれにしても、きょうはそれぞれの立場で、ストレートに自分たちの思いを表明することができたと思います。これまでの大臣のコメントに比べますと、きょう終わった後、最後の大臣からのコメントは、佐賀県の思い、地元の思いに寄り添わなければいけないということだとか、もともと土佐が肥前と非常に近い関係だということを話されたことは、私はとても大きな意義があったのではないかと思っています。