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第6回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議を終えての知事インタビュー(テキスト・動画)


○記者
 昨日に引き続き連日お疲れさまです。昨日は24時間以内ぎりぎりということで、若干知事もやきもきされていらっしゃったかもしれませんけれども、今日はほぼ一日前倒しで、専門家会議もありましたけれども、かなりスムーズな形で防疫措置完了させることができたと思いますが、まずそこについて、一連の対応を今まで振り返ってみての今の知事の受けとめをお伺いします。
○知事
 特にこの防疫措置が1日余して、今まだ日が過ぎる前なので、終えたということで、一日でも早く原状回復して通常の活動が開始されることになることができたことが、非常に今回、よかったことかなと思います。
○記者
 初動体制としての一連の措置は今日でとりあえず一旦終わりという形になりますけれども、全ての原状回復が完了するのが28日までということで、あと3週間ぐらい、まだ引き続き警戒体制が必要なことになってくるかと思いますけれども、今後の残り3週間への県としての対応について、改めて今、どういう気持ちでいらっしゃるかというのをお伺いします。
○知事
 消毒ポイントもしっかり設置して、それをキープし続けて、警戒をさらに続けていくということが大事だと思いますし、今回のこのエリアだけに限らず、消石灰をしっかり準備してほかの地域も構えておくということ。
 それから、風評被害の問題というのもありますので、2年前はほとんど皆さん方のご協力もあって起きなかったので、今回もしっかり、畜産農家がまた前に向けるようにご協力をお願いしたいと思います。
○記者
 あともう1点だけ。今回、現地で1,600人以上の方々の努力によって、無事、今までのところほかに発生がないという状況になっているわけでありますけれども、これまでご苦労されていらっしゃった現地の皆さんに対して、知事から何かまたメッセージがありましたら。
○知事
 2年前もそうですけれども、佐賀県は、いざ本当に何か厳しい状況になったり苦しんでいる人がいたときには、みんな心から応援しようということで、一致団結できる、そういう県だなというのを今回も本当に改めて感じることができましたし、そうした意味で、全ての、今回オペレーションに参加していただいた方、それから、いろんな心配をお寄せいただいた全ての皆さん方に感謝を申し上げたいと思っています。
○記者
 今回、ほぼ1日くらい早目に終わったんですけれども、知事としては一番大きな要因は何だというふうにお考えでしょうか。
○知事
 やはり2年前の経験が生きたところも多かったと思います。特に皆さん方も御案内のとおり、現地本部の機能は2年前に比べて格段に向上したのかなというふうに思います。課題とすると、これ行政で、どこでもある話ですけれども、特に1日目。これ全ての危機管理対応に大きな問題になる、その1日目というものに関して、どう出てきた状況に対応していくのかというオペレーション能力はやはり、常に課題だなと。大体2日目、3日目とかなっていくと、システマティックになっていくので、非常に我々行政というのは非常にスムーズにいきやすいんですけれども、想定できないことというのは必ず起こるので、今回でいえば、昨日皆さん方見ていただいたように、鶏舎が狭くてなかなか捕捉できないとか、炭酸ガスのシステムがなかなか揃わなかったとか、そういったことというのは間々起こるので、その起きたときにどういうふうに対応していくのかということが、今回、何とかそれでも昨日は24時間でできたということなので、これもまたもう一つ、さらに危機管理能力を上げるためにも、これから、この事案はしっかりやった上で、もう一回またさらに反省会をして、危機管理能力の向上に結びつけていきたいなというふうに思います。