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若宮防衛副大臣の来訪を受けての知事インタビュー(テキスト・動画)


○記者
 まず、きょう、昨年12月の沖縄の事故の説明が若宮副大臣からありましたけれども、米軍からの最終報告の前の説明ということで、これが日本側の見解だということをおっしゃられまして、その受けとめ、納得したかを教えてください。
○知事
 昨年の12月に沖縄の事故が起きまして、我々のほうから徹底した原因究明と情報開示と説明責任を果たしていただきたいというふうに話しておりましたので、今回は我々の要請に対して副大臣が説明に来られたという認識です。
 きょうお話しいただいたこと、そして、きょういただいた資料などもこれから確認精査をしていきたいと考えております。
○記者
 漁業者の方の思いをということで、若宮副大臣から農水省とも相談したりして迷惑のかからないようにしたいというような話がありました。これについての受けとめを。
○知事
 我々の正確な考え方をお伝えしなければいけないんですけれども、特に4月下旬の一連の流れの中で、やはり漁業者の思いとか、そういう人の心というものに対して、しっかり国は向き合ってほしいなと思っています。まさに国としての総合的な、俯瞰的なというか、そういう姿勢、対応というものがどういうものなのかということが、今我々が求めていることですので、私は政治家同士として話をさせていただきましたけれども、そこに対して、若宮副大臣は、考えるというお話はいただいていることなので、そこは見守っていきたいなと思っております。
○記者
 今日の説明の内容については、確認精査してということではありますけれども、事故の原因の分析と安全対策について、一通りの話を聞かれたうえでの知事の納得度ですね、どれぐらい承認されたかどうかというのを。
○知事
 機体の安全性については改めて問題がなかったということで、人的要因、環境要因、それから、やはり夜間の空中給油ということの困難性、そういったふうなお話をいただきました。そういったことで、できる限りの安全対策をやっていくということでありましたので、それについて我々も確認精査して、またいろんな方面の皆さんの方の意見も聞いてみて、それについての考えを整理していきたいと思います。
○記者
 今回、詳しく伺われて、米軍からの報告書が来ないうちでの今回の説明に関してはどのように受けとめていらっしゃいますか。
○知事
 米軍とは連携しながら、今回すり合わせた上で出てきたものだということと、いずれ米軍の報告書が出てくるにしても、その範疇の中でという話をいただきましたので、そして、それが仮に出てきた場合についてはしっかり報告いただけるということでしたので、その件については一定の納得をしました。
○記者
 そしたら、一旦事故後に求められていたものに関しては、きょうきちんと回答が得られたという理解をされているということですか。
○知事
 中身についての確認精査をしなければいけないので、そこも含めて考えさせてください。
○記者
 知事の判断の影響なんですけれども、6月議会でこの判断をしたいという意向とか、きょう説明を受けて、そういうことはありますか。
○知事
 論点整理に向けて、今まさにそうしたものを整理中なので、そうした中にこういったものも入ってくると思いますし、あとは、やはり漁業者の思いがどうしても我々にとっては大切なので、そこにどう国が向かい合っていただけるのかということだと思います。
○記者
 漁業者にどう向き合っていくのかというところで、政治家としてお話をされたということなんですが、国が政治的にそういう判断といいますか、開門という判断をしなければ受け入れの判断はなしという、それぐらいの気持ちだという理解でよろしいでしょうか。
○知事
 諫干について、私はフラットな立場での和解ということについては提案もさせていただいたことなので、諫干をどうしろということをきょう申し上げたのではなくて、国として、まず佐賀空港の問題について、どのように漁業者に向かい合っていくのか、非常にいろんな不安が漁業者から出されているので、それに対してどう対応していくのかということについてお話ししたつもりなんです。ですから、これで諫干をどうしてくれという話をしたという考えでは、私はきょうはありません。