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豪雨災害について、県内外の皆さんへのメッセージ

 令和元年佐賀豪雨災害で犠牲となられた3名の方々に対しまして、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 佐賀県の危機管理オペレーションは、「人命第一で、対策は前広に幅広に」を大方針として初動を行っています。
 8月27日(火)21:55に災害警戒本部を設置(判断設置)。28日(水)の朝8:04、いち早く自衛隊派遣要請を行い、武雄総合庁舎に現地対策本部(本部長:副知事)を設け、部隊の拠点とし、状況に応じたオペレーションを実施しました。市町からの情報やヘリコプターによる視察等により、北方、大町地域が重点対策地区となることが判明すると、地元消防団の皆さんはじめ、自衛隊や消防、警察などのチームでローラー作戦を行っていきました。このように、これまで「人の命」を守ることを第一に、災害対策本部を運営してまいりました。
 CSOやボランティアの方々などにも、様々な場面において、県内外から支援の手を差し伸べていただいています。
 ご支援いただいた全ての皆さん、本当にありがとうございます。

 現在、大町町に現地対策本部(本部長:県総務部長)を設け、ボタ山対策や油の回収作業等のオペレーションを実施しており、避難者の皆さんをしっかり支えていきます。
 県対策本部の局面は、復旧・復興の段階に移りつつあります。被害のあった地域では、まちの復旧に向けて、関係機関や住民、ボランティアの方々が力を合わせて頑張っておられます。私たちも、そのための支援をしっかりと行っていきます。
 県民の皆様、いつものように上を向いて、ともに支え合っていきましょう。

 今も、佐賀県は元気です。
 武雄温泉も嬉野温泉も、今回の大雨で休業している宿はひとつもありません。
 順天堂病院では、外来患者の受付が間もなく再開されると聞いており、徐々に日常に戻りつつあります。
 鉄工所から流出した油は、自衛隊をはじめ、多くの方々が昼夜を問わず作業を続けられ、大半の油は回収されたところです。油が流出した面積は佐賀県の県土のわずか0.03%。そこで栽培された作物が出荷されることはありません。佐賀の食は100%安全です。

 佐賀県に足を運んでいただくことで、佐賀県の美味しい食を味わっていただくことで、佐賀県はもっともっと元気になります。
 たくさんの魅力が詰まった佐賀県を多くの方々に楽しんでいただきたいと思います。
 皆様、安心して佐賀県にお越しください。佐賀さいこう!