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第五回佐賀県新型コロナウイルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー


○読売新聞
 首都圏でこの週末、外出自粛をということで、首都圏以外の県でも、首都圏への往来を自粛するように呼びかける県もあります。佐賀県として、その点についての考え方をお願いします。
○知事
 現時点でそこまで自粛要請をするところまで至っていないと思っていますけれども、時あたかも人事異動とか、転勤の季節にもなりますので、我々としてしっかりとそういったところに対して、その兆しを見逃さないように、特に発熱などある方はしっかり訴えていただくということで、万全の状態で対応するようにしたいと思います。
 特に、今、九州でも陽性反応が出ているのは、いわゆる国外から帰国された方ということが多いので、そういったところに対してしっかりと対応していくことと、これからご案内のとおり、首都圏の状況をしっかり見据えて対応しなければいけないと思います。
○読売新聞
 九州の中でも鹿児島でも出ましたし、福岡県でも感染者が急に増加しておる状況ですけれども、以前、知事としては、ある程度換気をすればイベントや行動について積極的に行ってほしいという呼びかけもされましたけれども、今、県民の方にはどういうような行動を現時点で。
○知事
 基本的にはよく換気をして、できる限り通常の経済活動は行っていただいていいと思っていますけれども、首都圏の状況が今変わってまいりましたので、特に大きなイベント、人と人が行き交うようなものについては避けていただかなければいけないと思いますし、そして、我々は発生したときにしっかりとその関係者、接触者も含めて封じ込みたいと思っているので、そうしたことについて、県民みんなで一丸となって対応して、早期に解消できるように全力を尽くしたいと思っています。
○読売新聞
 1件目の感染の方ですけれども、接触者の方は経過観察が終了したということで、一定の封じ込めができているという話で、その件の受け止めは。
○知事
 陽性反応があった方がしっかり説明をしてくれたので、即時に23名自宅で待機していただいて、1日のうちにPCR検査をするということができたし、そういった意味で何とか対応できたと思いますが、まだご本人が陽性が続いたままでありますので、この方の対応をしっかりとやって、今日ももう一回検査して、あれは連続して検査をして陰性ということになればまた出ていただくということになりますので、そこまでしっかり対応していきたいと思います。
○読売新聞
 外国人の方への対応について、苦言を呈されるところもありましたけれども、もう少し詳細をお聞かせください。
○知事
 これは世界的な問題で、もちろん今、首都圏のほうでも東京都で41名が47名に増えたということで、日本としても大きな問題なんですけれども、先ほど申し上げたのは、例えば、飲食店で外国人だから入店しないでくれとか、そういうことは起きてほしくないなと思っています。もちろん、県内にご在住の外国人の方も、佐賀県は多くおられますので、そういったところで壁を作るというのは、私としてはよろしくないと、ナンセンスだと思いますので、ぜひそういった対応は謹んでいただきたいと申し上げたいと思います。
○サガテレビ
 学校についてなんですけれども、新学期からの学校再開というのは、方針は変わらない。
○知事
 今、現時点においては、予定どおり準備をして登校していただこうと思っています。