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第九回佐賀県新型コロナウイルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー


○NHK
 ご家族3名、陰性が確認されたことへの受け止めをお願いします。
○知事
 よかったと思っています。特に、今回は小さいお子さんもおられたので、非常に心配していたんですけれども、3人とも陰性ということで、ほっとしております。
○NHK
 先ほど接触者が2人いたということでしたが、どういった方たちでしょうか。
○知事
 医療関係者とか、あと、親がいろいろお世話になった方にお礼を言ったりとかいう場面があって、何分か話をしたということなので、念のためしておこうということになりまして、そちらも陰性だったということです。
○朝日新聞
 昨日、情報提供の在り方について、かなり深夜遅くまで議論があったんですけれども、伊万里の事例については、同居するご夫婦2人についてすぐに年代が濃厚接触者も出ているかと思うんですけれども、今回の事例に関しては妻の年代も、乳幼児でかなり関心の高いものですけれども、5歳以下としか出ていない。これについて本人の同意が必要だとか、特定がされるかどうかというような基準があるというふうにお聞きしたんですけれども、そこは知事としてもそのようにお考えですか。
○知事
 私は本人の同意というよりも、特定されて、そこにまだ陽性かどうか分からない状況のままでそれをさらすような動きというもののリスクとか、それから、むしろそれを説明することによって、これからの、例えば、感染経路の問題などに役立つ情報なのかどうかとか、そういったことを考えながら我々としては説明させていただいていると。
 だから、例えば、医師のときは、たしか80代とお話をさせていただきました。高齢の方だということは伝えたほうがいいのかなと思いましたし、たしか昨日は40代の男性という話をさせていただきましたけれども、奥さんの年はあんまり関係ないだろうと判断したりとか、そのときそのときで様々な状況を踏まえて我々としては説明させていただいているつもりです。
○朝日新聞
 今後も情報が出る人、出ない人というのはまばらになっていくということですか。
○知事
 そのときの状況によってだと思いますし、もし我々が気づかないところで報道の皆さんなりなんなりで、それがあることでこんなに公益があるんだというご指摘をしていただいたら、我々もしっかりそこは配慮していきたいと思います。逆に、一律的な基準をつくってやるということがふさわしいのかどうかという問題もこれまたあるんだろうと思います。
○朝日新聞
 本人の同意は必要ないということですか。
○知事
 そうですね。これだけの今感染症の大きな問題でありますので、それ自体が多くの人たちにどれだけのリスクを与えるのかというところで、これも危機管理だと思いますので、そういう観点で我々として判断して、いずれその説明はさせていただきたいと思います。
○記者
 陽性の場合だったら。
○知事
 陽性の場合は、そこからさらに先を追っていかなければいけないので、十分それが高まると思います。そして、実はその陽性、陰性の判断というのは、我々は本当に夜を徹して迅速にしたいと思っていますので、その間で分かりますから、それで陽性ということになりますと、その後、そこからまたさらに今日言いましたマンツーマンディフェンスが行われるわけですから、そこからまた展開していくということなので、我々幅広くいろんな皆さん方に濃厚接触者だけではなくて、広めの接触者にアプローチをして検査をしたいと思っているので、その辺、すぐに判断していきます。ですから、陽性になりますと、それに応じて我々としてまた様々な情報を開いていくということになりますので、そこはぜひ御理解いただきたいなと思います。
○記者
 5歳以下の乳幼児2人なんですけれども、保育園とかそういったところに通っていたとか、そのあたりはいかがでしょうか。
○知事
 そこも、結局どこの保育園だとかいう形で、深夜にいろんな情報が行き交うということを非常に我々も恐れています。もちろん、これが陽性となったら朝までの間に分かるわけですから、我々として様々な措置をしようと準備はしているわけですから、その過程の間で情報が流れることがどれだけの公益があるのかということも我々一緒に考えなければいけない問題だと私は思っています。