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柔道・古賀稔彦氏の訃報を受けて(知事インタビュー)


○FM佐賀
 古賀稔彦さんが53歳という若さで急逝されましたけど、知事も親しい格闘家の一人だったんじゃないかと思うんですけれども、今の受け止めをお伺いいたします。
○知事
 本当に急な話で、親しくさせていただいておりましたし、佐賀県にとって大変大切な方だったので、無念でなりません。心からお悔やみ申し上げたいと思いますけれども、バルセロナの姿だったりという、あの切れ味のいい背負い投げが本当に頭から離れないし、佐賀県にとってみると県民栄誉賞第1号の方でありました。そして、最近ではSSP、SAGAスポーツピラミッド構想のアンバサダーとしてもご活躍いただき、私との座談会みたいなのも何回やったかな。三、四回やったと思います。本当に気さくで、話しやすくて、明るくて、53歳は本当に悔やまれてならない気持ちです。
 そして、この5月には佐賀県のほうで聖火リレーしていただくことになっていました。体調がちょっと悪いという話も伺っていましたけれども、何とか走っていただけるのかなと期待していただけに、何度も申し上げますけれども、本当に無念でならない。これからは、まだ53歳ですから、佐賀県のスポーツ界、そして、日本の柔道界を背負って立つべき方だったので、本当に大きな日本スポーツ界の損失だと思います。
○FM佐賀
 5月の聖火リレーですけれども、古賀さんの代わりになられる方というのを見つけるのも大変じゃないかと思うんですけど、何か今、代わりに走っていただける方とか考えていらっしゃいますか。
○知事
 というかね、古賀稔彦が大き過ぎて、簡単に埋まらないですね。古賀稔彦さんに吉岡徳仁さんのトーチを、そのイメージがあったので、この東京オリ・パラの年に本当に残念でならないですね。
○毎日新聞
 体調がお悪いというのは、県としてどこまでうかがっていたんですか。
○知事
 ちょっと調子を崩しているという話はうちのほうにも来ていたようです。ただ、それがどの程度なのかは分かりませんでした。
○毎日新聞
 じゃ、病名とかも、まだそこは。
○知事
 分かっていません。
○RKB
 一番最初に聞かれたときは、どういうふうに思われましたか。
○知事
 もう衝撃が強過ぎて、しかも、そんな、53歳なので、もう本当これから一緒にSSPはじめやっていこうと誓い合っていたので、しかも、本当ナイスガイで、本当に話しやすくて、明るくて、すばらしい男だった。まさに切れ味鋭い背負い投げと同じような、竹で割ったようなね、本当何で神様はこんなことするのかなというか、本当にもうショックでした。