記者会見

●発表項目:佐賀県立佐賀城本丸歴史館(仮称)の開館に向けて
 2つ目が、佐賀県立佐賀城本丸歴史館、まだ仮称でありますけれども、これの開館に向けて、現在どのようなことが行われているかというスケジュールについてであります。
 これは県の教育委員会の方が所管しておりますので、私の方は条例を出したり、予算措置をしたりというようなところが知事部局としての仕事になりますけれども、佐賀県として見たときに、歴史を振り返る大きなきっかけとなるものであり、私としても大きく期待をしているものであります。この運営自体を県民協働の1つのモデルとしようということで、去年の秋から展示解説のボランティアを募集しておりましたところ、応募者が100名に達しました。今後は2月、6月に研修会を開催していくなど、8月以降の来館者の方の迎え入れに向けて準備をしていくこととしているというものであります。
 先般、急でありましたけれども、今の建物がつくられている状況を見ていただこうということで、一般見学会を12月13日、14日の2日間行いました。急な公開決定ではあったんですけれども、2,500人もの方に来ていただいております。これは佐賀県民の方々が、この歴史館にかける期待の表れだというふうにも思っておりますし、また、その際いただいたアンケートもさまざまな形でいろんな書き込みがございました。すべて自由記述式にしましたけれども、500名の方から意見をいただきまして、いずれも、なるほどと思うようなものでありました。
 このように、いただいている意見をどうやって反映させるかということも含めて、この本丸歴史館そのものが問われるというように思っておりますので、いただいた意見をどう生かすかということを、また県の教育委員会の方には期待したいと思いますし、そうした期待にふさわしいものがこの8月1日にオープンするというふうに期待しているところであります。
 また、御参考までに、平成16年の県内の主な動きをここに掲げておきました。1つの大きな流れでいえば、市町村合併の実質的な最終年になるということで、新しい今後の地域の形が決まっていく、そういう年になってまいります。協議が進んでいくにつれて、さまざまな問題点が出てきてはおりますけれども、これは時間との競争で、ある意味、避けては通れないものだというふうに思っておりますので、県としてもスムーズに協議が進んでいくよう、これまでにも増して、さまざまなサポートをしていきたいというふうに考えております。
 私の方からは、以上であります。


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