記者会見

●質疑応答:職員の飲酒運転について
○FM佐賀
 冒頭でもおっしゃられましたけど、飲酒運転、虚偽による飲酒運転がまた起こったんですけれど、どうしてなくならないのでしょうか。スピード違反とか交通事故というのは、だれしも起こり得ることなので、しようがないとは思うのですけど。全くなくならないこの現実にどうお考えでしょうか。
○知事
 もし、なぜなくならないのかをきちんと説明できたら、それをなくすことが完璧にきっとできるのだろうなと思います。あの事故というか、今回の事件の舞台となった職場においても、前の日から、明日はこういう会合があるから車で来ないようにということ言い、当日も確認をし、しかも、飲酒運転をして、結果的には帰った職員らに対しても代行で帰るということを確認して、それで車のところまで送っているわけですね。そこまでしておきながら、結果的にはそこから気持ちを変えて、帰ってしまった。組織として、もう飲み会の日には車で来ることを禁止するとかやってしまえばいいのかもしれませんが、個人で飲みに行く分もそれらはわからないわけでありますし、私も今どうやったら本当にゼロになるのかということを考えております。
 担当本部に指示をしましたのは、まず一つは、我が県におけるこのような飲酒運転の回数というものが、やはり多いのか少ないのか、まずはちょっとその辺のところも把握をしてみようということ、そしてまた、高知県は飲酒運転をして事故を起こせば、その段階で即、たしか身分を剥奪するという非常に厳しい措置をとっておられたと思います。
 そうしたことが、交通事故の減少や、または撲滅ということにどれだけ効果があったのか。そういったことを含めて、根絶に向けての具体的な取り組みをどうしたらいいのかということを考えていきたいと思っているところであります。
○朝日新聞
 例の事務所については、そのほかの職員全員を聞き取り調査をして、絶対飲酒はしていないという結果となったのでしょうか。
○知事
 はい、それはしております。先般も本部長の会見の際に申し上げたと思いますけれども、それは一人ひとり聞き取りをしました。

記者会見トップへ 平成16年10月4日記事トップへ

トップページへ

Copyright 2004 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。