○ＮＨＫ
　商工共済のことですけれども、あのときの審議では、向こうは「調査しろ」ということで、執行部側は、「確認はしますが」ということでした。今回、知事がおっしゃった確認を取る調査ということで、それまでの議会の意向と向こうの考え、意図と、きちんとすり合わせをしながら、今後も含めてそういった対応を考えていらっしゃるのですか。
○知事
　議会との協議はこれからでございます。これからでありますけれども、果たして、すべて一から見直せということを委員会として、議会としておっしゃっているのかどうかということについては、きちんと確認した方がいいだろうと思っております。
　少なくともということでございますけれども、私どもとしては、食い違いが生じているということについては、それがどうなのかということを調べる必要があるだろうと思っておりまして、それは確認と言おうが、調査と言おうが、要するに調べるという作業においては変わりないと思っておりまして、そうすることが、委員会からの申し入れの趣旨にもかなうものではないかと私は思っております。
○西日本新聞
　参考人招致があって、調査と食い違っている部分については確認をしましたと。その結果、県としては今のところ再調査の必要がないという結論だったと思うのですけど、そういうことじゃないのですか。とすれば、それをまた改めて今度、何をされるのですか。確認は既にされていたわけじゃないのですか。
○知事
　確認をしましたけれども、確認をしたことに基づいて、また質疑があり、そのことについて、さらに確認する必要があるものも出てきているということであります。
　ただ、具体的にどのような事項について確認をすればいいのかということについては、むしろ、そういう確認をやり直すべきだとおっしゃっている議会の方から教えていただく方が、こちらとしても手戻りにならずに済むのではないかと思っておりまして、どういう事柄についてなお調査が必要、確認が必要と思っておられるのかということについて議会と相談するようにと指示をしたということであります。