○朝日新聞
歩きたばこですが、これは宣言だけで、特に罰則などはないわけですか。 ○知事 罰則はございません。まさにメンタルなところでやっていこうというものであります。 ○朝日新聞 査定に響いたりとか、そういうこともないわけですか。 ○知事 はい。 ○佐賀新聞 県庁職員の方の喫煙率というのは何か出ているのですか。 ○知事 はい。平成12年に調査を実施しているのですけれども、男性45.0%、女性が 1.4%でした。これは平成12年の数字でありまして、今はもうちょっと下がっているのではないかと思いますが、女性は一方で上がっているかもしれません。 ちなみに、県民健康意識調査というのを平成14年にやっているのですけれども、これは県民全体ですが、男性が48.9%、女性が11.0%であります。 ○NHK これは場所を限らずすべての場所でということですか。 ○知事 はい、そうです。およそ県職員たる者、庁内で今たばこは吸えませんから、どこにいようとも、こういう歩きたばこをするということはやめましょうというものであります。 ○FM佐賀 たばこ関連で、県職員ではないのですけど、車に乗っていると結構たばこのポイ捨てを見たりするのですが、規制できるようにできないでしょうか。 ○知事 ポイ捨てというのを行為として禁止するということ自体は、例えば、条例などを作ることによって可能なのですけれども、一般的には市町村、自治体によって規制をするというのが一般的であろうかとは思っております。無論できないわけじゃないのですけれども、いきなり厳しい罰則付きの規制というよりは、こうしたところから初めていって、たばこに限らず、空き缶も同じようなことでありましょうし、そういうマナーの向上とか、美しい地域づくりみたいなところにつなげていければいいかなと思っているところであります。 今歩きたばこ自体を条例で禁止しているところというのはあります。札幌市も来年の4月にはやると聞いているのですけれども。東京都の千代田区ですとか、そういったところは既にやっています。
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