記者会見

●発表項目:九州電力玄海原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施方針決定について
【NHK(幹事社)】
 まず、今日、(九州電力から)説明を受けたということでの知事のお考えと今後の対応とをお聞かせください。
【知事】
 これまで佐賀県では、原子力施策にかかわることについては安全性の確保を大前提として、地元の町民、そして周辺の住民の方々、そしてまた広くは県民の理解を得て物事を判断していくという形でこれまでやってきました。そして、このことは今回の問題についても変わっておりません。
 本日、九州電力から正式に玄海3号機においてプルサーマルを実施したいという申し入れがありました。このような形で正式に伺ったのは今日が初めてでありまして、先程社長とお話をしておりましたが、従来は方針決定と同時に事前了解願が出ていたわけでありますけれども、しばらくの間説明をしたいということで、その後に事前了解願が出てくることになると思いますが、こちらとしては事前了解が出された上で、オープンな形で議論を進めていきたいと考えております。
 県としては、説明を受ける側でありますので、私ども自身としても玄海3号機でなぜしなければならないのか。また、この国策としてのプルサーマルの必要性、そういったものについて説明を受けたいと思っております。
 例えば、政策検討会議のようなオープンな場で私ども県として説明を受けたいと思っておりますし、また併せて、このことは国が進めている政策でありますので、国の方からも説明をしていただくように、近々国に対してそのことを求めたいと考えております。
 これまで言ってきましたように、今回のプルサーマルの件については、オープンでニュートラルな議論を行い、地元を初めとする県民の方々の理解と納得の得られる形で進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。


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