記者会見

●発表項目:佐賀〜大阪路線を利用した大阪乗り継ぎ東京便の設定及び佐賀〜大阪路線運航機材の変更について
 この10月1日から大阪便の乗り継ぎによって東京に行くという新しい便を設定することになりました。
 具体的には、現在、佐賀〜東京便は1日2便でありますが、現在同じく1日2便である佐賀〜大阪便と乗り継ぎを設定することによって、実質的な意味での東京行き1日4便化を実現しようというものであります。ただの乗りかえであれば普通にできるわけで、普通、佐賀〜大阪、大阪〜東京と乗り継ぎますと、運賃がどうしても高くなってしまうわけでありますが、今回は全日空と話をして、ルート切符という形で新しい切符をつくることによって、乗り継いでも直行便と同じ運賃で利用できるというものを、10月1日から実施することとしたものです。
 運賃は、佐賀〜東京の往復運賃と同額の55,700円というものでありまして、これは当日における予約の変更が可能であります。
 こうすることによって、今70%を超えている東京便の利用がさらにしやすくなることを目指すこととあわせて、一方で、50%前後とやや低迷しております大阪便の利用増を含めて期待したいと考えているところです。
 確かに、大阪に一遍寄りますので、その分だけ時間は長くなりますが、乗り継ぎ時間が25分間という非常に短い時間でスムーズに東京便に接続できるということもあります。福岡まで行って、福岡から東京便に乗られるよりは、これを利用していただいた方が、例えば、佐賀市周辺にお住まいの方から見たら、はるかに便利なのではないかと思っておりまして、これから広報、PRに努めていきたいと考えています。
 次に、一方で、大阪便については、これまでジェット機A 320、 166人乗りの機材が使われておりましたが、利用率があまり芳しくないということもありまして、ターボプロペラ機のダッシュ8-Q400、74人乗りに変更されることになりました。
 これによりまして、佐賀〜大阪間の運航時間が10分ぐらい伸びますが、私もこの飛行機に何度か乗ったことがありますけれども、乗り心地は今のジェット機と比べて遜色ないと思いますし、東京便との乗り継ぎなどの設定において、より多くのお客様に乗っていただくことを期待したいと思っているところでございます。


記者会見トップへ 平成16年7月5日記事トップへ

トップページへ

Copyright 2004 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。