1.目的 佐賀県公共工事コスト縮減推進委員会は、平成13年3月に「公共工事コスト縮減対策に関する新行動計画」(以下、「新行動計画」という。)を策定し、毎年、その行動計画の取組み状況をフォローアップすることとしており、今回、平成15年度の実績を報告するものです。 2.新行動計画とは 厳しい財政状況のもと、限られた財源を有効に活用し、効率的な公共事業の執行を通じて、社会資本整備を進めることが求められています。 新行動計画は、平成9年度に策定した「公共工事コスト縮減対策に関する行動計画」(以下、「旧行動計画」という。)の実績を踏まえ、より一層の推進を図るため、新たにコスト縮減に係る諸施策をとりまとめたものです。 新行動計画の数値目標としては、「工事コストの低減」に関する直接的施策で、平成8年度の計画や設計、施工等の考え方で行う工事コストに対し、平成15年度までに10%の縮減を図ることを目標としています。 その後は新行動計画の目標期間である平成20年度までの新たな目標を設定することになっています。 ※ なお、旧行動計画に基づく平成9年度から平成11年度までの3年間にわたるコスト縮減の取組みの結果、平成11年度において直接的施策で7.5%(間接的施策で1.2%)の縮減率を達成しました。 3.新行動計画 平成15年度までの実績
平成15年度の実績では、「工事コストの低減」に関する直接的施策によるものは、各部局からの報告を集計し、11.4%の縮減となり、金額にして 6,884百万円の縮減が図られています。
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