記者会見

●質疑応答:佐賀商工共済問題について(その2)
○佐賀新聞
 知事自身、後で報告を聞かれたと思うのですが、参考人招致の中で、ご自身で一番の食い違い、先ほど「県に改善委員会の中身を報告していなかった」というくだりの話もあったのですけど、ほかに「県の方としては、今後関与しないということを組合側に言った」という部分もだと思うのですが、そのほか、ご自身でどのような点がちょっと違うなとお感じになったのですか。
○知事
 「立ち話程度」という部分ですね。あれは平成9年6月の報告書だったと思いますけれども、あのメモですね。これは私の、本日の時点における感想ということでご理解いただきたいのですけれども、あのメモ、皆さんもごらんいただいていると思うのですが、結構詳しいですよね。立ち話程度のものを何回かやった程度で、すぐあれぐらいのメモがつくれるのかなというのが正直な感想でして、前に県の調査にご協力をお願いしたときには、「折に触れて県と話をしていた」と伺っているものですから、そういったところについても、実際につくられたメモの内容と、また、私どもが調査したときの調査の結果と、今回のご発言との間がちょっと理解できないという部分がありまして、こういったこともきちんと調べていきたいと思っております。
○佐賀新聞
 それと、組合の人事に県がかなり深くかかわっていたというような証言がなされたのですが、この点についてもまた再度確認されているのですか。
○知事
 いや、組合の人事の件そのものについては、この問題そのものについての県の関与とはちょっと一線を画する部分があるのかなと思っておりまして、要は、今問われているのが行政庁としての県が、具体的にこの再建問題についてどこまでの関わりをしたか、また、しなかったかという事柄であろうと思っております。
 ただ、その点については一切確認しませんということではなくて、今その点について注目をしてやっていっていますけれども、必要があれば、そういった点についても確認をしていきたいと思いますが、その点については私どもの調査結果には出ていなかった話でありますので、ある意味、そこのところは新しい事実ということで受けとめをしております。

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