記者会見

●質疑応答:有明佐賀空港の東京便増便について
○NBC
 10月1日から早朝便が就航しましたが、現在の状況と県の取り組みについて聞かせていただけますか。
○知事
 おかげさまで3便化された東京便は到着便、出発便合わせての利用が、昨日までの時点で約62%であります。
 62%という数字は、全日空の佐賀支店としても満足のいく数字だとコメントをいただいておりますし、私たちもそのように考えております。滑り出しとしては順調と言えるのではないかと思っています。
 今後の予約の見通しも聞いてみましたけれども、大体60%前後を確保できていまして、佐賀−東京便は非常にビジネス需要の多い便で、ビジネス需要というのは直前になって予約が入ることもかなりありますので、去年に比べると130%ぐらいのお客様にお乗りいただくことになるのではないかと思っております。これだけの数字があれば、3便化したメリットは、空港としても、また航空会社としても十分にあったと言えるのではないかと思っていまして、全日空佐賀支店の方にお伺いしますと、増便の滑り出しとしては思っていた以上だという声もありますので、これはやはり便数が増えれば増えるほど、むしろ、使う人は増えるんだということの一つの表れかなと思っております。
 これからも佐賀県内はもちろんですけれども、福岡県南西部や、また、最近ある国会議員の方から、「朝の早朝便で行くと、9時からの国会の委員会に間に合うんだ」というお話も伺いました。そういったことを伺いましたので、九州選出の国会議員の事務所にも営業して回るように東京事務所には言っています。といいますのも、8時25分着なのですけれども、実際上は、私も何回も乗っていますけれども、みんな8時25分よりも前に到着するんですよね。羽田というのは8時半以前は非常に滑走路が空いていまして、定時運行、定時到着ということが非常に確度が高い便であるということが言えようかと思います。
 そういったことから、朝9時からの都心での会議にも十分間に合うということで、佐賀だけではなく、福岡の方にも、熊本の方にも、長崎の方にも、いろんな方にお使いいただける非常に使い勝手のいい便だと思っていますので、そうした九州一円を視野に入れた営業活動も今後やっていきたいと考えています。

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