記者会見

●質疑応答:平成18年度予算編成について
○西日本新聞
 今から予算編成作業が本格化していきますけど、それに当たって、財政が厳しい中で、本年度の心構えというか、姿勢をお願いします。
○知事
 辛いですね。あまり言いたくないぐらいなんですけど、やっぱり相当厳しく見込んでいたつもりなんですけど、それでもやっぱり来年も厳しい状況には変わりはなくて、来年は我が国全体の景気が少しよくなっているので、少し税収の部分で反映できればという期待はあるものの、一方で、交付税の大幅削減というものについては、もちろん必要な一般財源はきちんと確保していただかなくてはいけませんし、そういう運動をやっていくものの、決して楽観できないとも思っているのですね。去年に引き続き大変厳しい予算編成が強いられます。特に今年心がけたいと思っているのは、去年はややもすれば「一律に15%カット」のような、「一律」というのが目立ったんですね。これは本部制にして初めての予算編成ということもあって、本部にかなりお任せをした結果、本部の方で均等な予算の削減の仕方になってしまったというところがあって、これはある意味で私たちは反省しています。
 もうちょっと必要なところは必要で伸ばす、この際、時代に合わなくなったもの、必要でなくなったものについては思い切って整理をしていただく、そういったことを各本部で去年以上にやっていただくような予算編成にしなければ、多分予算は組めないと思います。ということで、去年以上にめりはりのついた予算編成となっていくように、予算編成を統括する部署、そして、責任者である私は、各本部にそういったことを指示していきたいと考えています。

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