○佐賀新聞
　商工共済ですが、この間の特別委員会以降に知事が関与を強める形で再調査、確認したいということでしたので、その進捗状況をお伺いしたいのですけど。
○知事
　この問題については、今毎日私の時間のとれるときには担当部局に入ってもらって議論をしておりますし、その時間がとれないときでも毎日メールでいろんなやりとりをしておりまして、これまでよりは私自身がかなり関与、決定というものに携わっているという状況で進めております。
　できる限りの客観性、公平性、そういったものを確保しつつ、一定の答えを期限内にもらうというのはなかなか難しくあります。また、県の調査は、これまでも繰り返しこの場でも申し上げておりましたけれども、何らかの強制権を伴うものではないということでありますので、捜査当局の捜査とは違って、どうしても限界があるということがあります。私どもなりに、これまで自分たちの発意で、また議会からの求めに応じて、いろいろな形で事実関係の確認はしてきたところでありますので、なかなかこれ以上のものを見出すのは難しくはあるわけですけれども、そこを努力せよという前回の委員会でのお話であったと思いますので、そこはきちんと誠意を尽くさなくてはいけないと思いますし、議会の方ともいろいろな場面でご相談していきながら、こういうやり方でやっていきたいということを決めていきたいと思っております。今はまだどういうやり方でやっていくのかということについて、中で詰めを行っている最中であります。