記者会見

●質疑応答:食糧費問題について(その2)
○西日本新聞
 また食糧費に戻るのですけれども、古川知事になられまして、いろんな協議会の公開とか、どんどん情報公開の流れになっていると思うのですが、そういう意味で、今回の返還対象をだれにするかとか、額をどれだけにするかという部分も注目が集まると思うのですけれども、それに臨む姿勢は、なるだけ、返そうという姿勢なのか、ある程度返したいという姿勢なのか、厳密に見ていくのか、どういうお考えですか。
○知事
 できる限り返さなくていいようにしようとか、そういう発想はまずありません。何が何でも返してもらう、とにかく、正しくは全部返すというのも一つの考え方であると思うのですけれども、そこのところは、いずれにしてもおかしくない形にしたい。県民の人がご覧になったときに、「まあそういうものかな」と理解を得られるようなものにしないといけないだろうとは思っています。
 ですから、これも具体的に、例えば、ここまでなったとき、まずは、裁判になった事例があまりないものですから、これは過去の行政実例みたいなもので照らすしかないと思うのですけれども、まずはそういったものを見ながら、そういうことと比べていって、恥ずかしくないということはもちろんありますし、また、さっきも言ったように、10年たっているという特殊性がどのようにかかわっていくのか、そういった観点でありまして、いずれにしても恥ずかしくない、県民にきちんと説明のできる形にしたいと思います。

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