記者会見

●発表項目:佐賀県職員公益通報制度(県庁ほっとライン)の制定について
 それでは、6月の定例記者会見を始めます。
 まずは6月ということで、県庁も「夏のエコスタイル2005 SAGAキャンペーン」を始めました。
 これまでは「ネクタイをしない」とか「上着を着ない」ということで、ここ2年間やってきていたのですけれども、去年ぐらいから「ネクタイをしない」とか「上着を着ない」ではなくて、夏にふさわしいスタイルの提案をしていこうと方向を少し変更しました。というのも、夏の間にもやはり割と格式の高い式典的なものがあります。そういうときに、周りの皆さんがジャケットを着ておられるのに、県庁職員だけ着ていないということで、やはり違和感があったことがありました。そうなるとなかなか普及しないということもあり、今年は、例えば夏の間であっても、上着を着る場合には、こんなスタイルがあるよねといった提案をさせていただいています。
 明日、県庁の県民ホールでいろいろな服を集めたフェアをすることにしておりますので、多くの方に来ていただいて、「ああ、こんなふうにすればいいんだな。」ということを肌で感じていただければと思います。
 時間限定になりますけれども、昼休みや夕方には、展示だけではなく、その場で買っていただけるような仕組みも作っていますので、この際、ぜひという方はお越しいただければ大変ありがたいと思います。

 まず発表事項の最初のものであります。
 佐賀県職員公益通報制度、愛称を「県庁ほっとライン」としました。これについて説明します。
 これは県庁の仕事の中で、自分たちの行っていることが法律に反しているとか、社会的な常識に反しているといったことについて、嘱託の方や臨時職員の方も含む内部の職員からの通報を受ける制度を作ったというものであります。
 無論、そうやって通報することは勇気のいることで、通報したことが不利益になってはいけませんので、どのようにして通報者を保護していくかということを、今回要綱という形で定めました。
 この通報の内容は、正しいこと、いわば正義感から発せられたものでなくてはならないと思っております。誰かをおとしめることなどのためにあってはならないわけでありますが、社会的な気持ちから出された通報というものは、県庁としても大事にしなくてはいけないと思っているところでございます。
 佐賀県庁では、平成16年4月の組織改正において、政策監グループの中に調査班というのをつくりました。ここで県民から寄せられるものについては、県庁の仕事の仕方が果たして大丈夫かということをチェックする仕組みを作っております。今回は県職員の公益通報制度でありますので、いわば中からの通報をきちんと受ける体制をつくったというものです。本日からスタートさせることにしたいと思っています。
 それが1点目であります。


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