記者会見

●質疑応答:県立病院の移転について
○佐賀新聞
 県立病院の話をしたいのですが、前回のとき、知事は地元自治体の意向というものを踏まえながら、同意を得てということをおっしゃったのですけれども、現在の地元の神野と勧興校区の状況について、どう受けとめられておられるのかということを聞かせてください。
○知事
 一番最近は神野で行った説明会の様子を伺っております。勧興は、2度目はもうすぐだったと思っております。
 今回の決定についての、地元としての不安はそれなりにあるのだろうと思っておりまして、そういうやり取りをさせていただくことは理解につながるということで、こちらとしてもありがたく思っております。
 今度、佐賀市の方が7月の中旬ぐらいまでパブリックコメントという形で市民からの意見をお聞きになるということで、その上で判断したいということでありますので、まずは何よりも佐賀市の方でどう判断されるのかというところを待ちたいと思っております。私たちはパブリックコメントという形はとっておりませんが、県に対して寄せられた手紙、メール、あとは県政モニターという制度もありますが、そういったものに対してはすべてお答えをするようにしております。そのお答えした内容については公表しておりますので、このことについての関心が高まっていくことは私どもも大変ありがたいと思っておりますので、ぜひとも多くの方が関心を持っていただければと思っております。
○佐賀新聞
 確かに佐賀市は7月14日までパブリックコメントを受け付けていますので、それまでは県としては判断を待って、佐賀市の判断を重視するということになるわけですか。
○知事
 まず県議会がございますので、まず県議会で十分議論をしていただくということになろうかと思いますけれども、そうしたものに立った上で、今度は佐賀市としての判断があります。佐賀市の方がどういうことを言ってこられるかによると思います。
 ホームページ上でも、佐賀市としては今回の立地を歓迎するということが佐賀市の当局の言葉としては書いてあり、基本的には、この立地については、事前のお話をさせていただいた段階でも、執行部としては賛成していただいていると思っているのですけれども、そこはその市民の意見を聞いた上で最終的にどう判断されるかということになろうかと思いますので、地元の自治体の意向を全く無視して立地をしていくということは、事実上はなかなかないのではないかとも思っております。そこはまず佐賀市の意向、意見、市民からどういう意見、希望があったのかといったことを聞いてからの判断になるのかなと思っているところであります。

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