○佐賀新聞
県立病院好生館の件ですが、6月県議会で、かなり議員の方から異論というか、反対の声が強かったんですが、6月県議会での論議の経過をどう受けとめられていらっしゃいますか。 ○知事 この県立病院好生館の移転先問題については、この6月議会だけではなくて、これまでも議会のたびに議論が出てきておりましたので、その意味では今回だけ厳しかったということではなくて、県議会における議論というのは、過去から今に至るまで、私どもの考え方や経緯について、いろいろ厳しい御指摘があっていると思っております。 今回は、移転候補地を発表した初めての議会だったということで、具体的な移転候補地をイメージしながら、そこの問題点というものが指摘をされていったわけでありますけれども、私どもとしては、いろいろ御質問はございましたけれども、ここに移転候補地を決めるときに、我々の中で議論した問題点というものが多かったと認識をしておりまして、ある意味、覚悟していた議論であったと思います。 そういう議論を我々自身もした上で、ほかの場所と比べて、ここがいいではないかという判断をしたと考えておりますので、こういう厳しい御意見があるということ自体は、これは議会における正式の御議論でございますので、重く受けとめなければならないわけでありますけれども、これから何とか私どもなりに理解を得る活動をしていきたいと考えています。
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