記者会見

●質疑応答:県議会議員の海外視察について
○FM佐賀
 県議会議員の皆さんたちが海外視察に行かれたのですけれども、1人 105万円かけて行かれているんですが、古川知事の目から見て、行った結果、どういった効果が施策とか反映されていると思われますか。
○知事
 議会での質問は非常に多くなるという印象を受けています。大体海外視察されて帰ってこられますと、その次の議会で一般質問をされる方は、自分たちが見てきたところについて、いろいろな感想を交えながら、県でもこういうことをやったらどうだとかというような御意見を言われる議員さんは非常に多いと思っています。前回、フランスに行かれた場合に、グラブリンにおける原発やプルサーマルの実態について見ていただいたということで、そこは百聞は一見にしかずというところはあると思っておりまして、そのこと自身は県政にとってもプラスになっているのではないかと思っています。
○FM佐賀
 その中でも非常に効果があった施策というのはあったと思われますか。本当に具体的に目に見える効果があったのか、いい施策に反映されたのかという点についてお聞かせください。
○知事
 ちょっと今、イメージとして急にわいてくるところは、ないと言えばないのですが、例えば、ヨーロッパに行かれたときの町並みなんかを御覧になって、県の景観行政についてのあり方について問われたりということがありましたし、また、これは今回の御視察ではなかったんですけれども、例えば、デンマークやスウェーデンの福祉というものを御覧になった上で、我が国の現在の福祉との違いといったものはどうあるかというようなところの指摘を受けてました。それを指摘を受けたから、直ちに何か変化があったということはないにせよ、そういう意識を県民の代表者である県議会議員さんに持っていただくということは、大変に意味があることではないかと思っております。
 プルサーマルや原発の関係などについては、また9月や12月にでも、そういった質問があるのではないかなと思っております。

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