記者会見

●質疑応答:九州新幹線長崎ルートについて(その1)
○STS
 新幹線がもうじきタイムリミットとも言われているんですが、今現状をどういうふうにご覧になっていますか。
○知事
 状況としては大変厳しい状況が続いていると思っております。ただ、そうは言いましても、例えば、費用対効果についても随分議論をいたしました。期成会の方々とは、認識が一致するというところには至っておりませんけれども、それぞれのよって立つところ、主張するところというものについては、ある意味での整理ができたのではないかと思っていますし、あわせて地域振興策について私どもの考えるところも提示をさせていただきました。こうしたことについて、圏域の住民の方々も関心を持って見ていただいていると理解をしておりますので、協議を始めたときとは随分様相は変わってきたのではないかなと思っております。
 ただ、依然として、8月末までに向けて状況が厳しいことには変わりありませんし、政治がこのようになってしまい、もともと新幹線というのは政府・与党という枠組みの中で進めてきたもので、その与党の部分が消えてしまっているものですから、そういったところが予想外ではあるんですけれども、私どもが期成会と期限として設定している8月末に向けて、最後まで努力を重ねていかなくてはいけないと思っております。

記者会見トップへ 平成17年8月11日記事トップへ

トップページへ

Copyright 2004 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。