記者会見

●質疑応答:九州新幹線長崎ルートについて
○朝日新聞
 あと新幹線なんですけれども、この前ああいう形になって、また12月に向けてやっておられると思うんですけれども、知事自身、今後どういうふうにリーダーシップを発揮して協議に臨まれるかというところで、何か今のところお考えがありましたら聞かせてください。
○知事
 これまで以上に私が出ていく場面を増やしていこうと思っています。もういよいよ、10月だとか12月だとか言われていますけれども、それに向けて最終的な局面に入っていきますので、私自身が出ていかなくてはいけないだろうと思っています。
 それについてなのですが、先般、地元の方から期成会としての答えを持ってこられたということで、あの場では期成会のメンバーは3首長で、議長はメンバーではないというふうに市長は言われたと思ったんですけれども、調べてみたら全員メンバーなんですよね。
 今回の回答書を見ると、期成会と書いてはあるものの、会長、副会長と書いてなくて、市長、町長という肩書きで書いてあるだけなんですね。果たしてあの回答が期成会としての回答だったのかどうかということがちょっと今の時点でよくわからなくなってきているのでありますけれども、いずれにしても、あの場で異論なく協議は続けていってもいいよということになったと思っています。
 ところが、この間、副知事が、では具体的にどういう協議の仕方をしましょうかということで話に行ったところ、個別協議の話は、これはもうこれまでの協議の中でお約束をしていた話なので、それはもうわかりましたということになったんですが、その時のポイントはですね、市長は、いや、結論は出たんだよと、結論は出たけれども、地域振興策についてどうしても県が説明したいというから、それだったら聞いていいということで、この地域振興策というのは、新幹線とは全然関係ない一般的な地域振興策のことなんだとおっしゃっていると伺っているわけですね。
 一般的な地域振興策であれば、それは何も期成会という場を使って副知事がトップになって県が説明申し上げるという手続は全くとる必要がない話であって、我々はあくまでも同意をいただくための一つのテーマとして、こういう地域振興策を考えていますのでということで、ぜひさせていただきたいと思っているんですね。ちょっと話を聞く限りは、その部分がどうもずれているので、来週にでも再度副知事をやって、その辺のところについて、ちょっと私どもの誤解があるかもしれないので、その点について再度確認をしたいと思っております。その上で協議を開始することになると思っています。
○NHK
 知事が出ていく場面というのは、やっぱり例えば、去年の12月みたいにああいうふうにひざを交えて話し合う場を想定されているということでよろしいのでしょうか。
○知事
 まだそこまではいかずに、例えば、期成会で協議を再開するとしたら、その一定の時だとか、再開時でもいいのかもしれませんけれども、そういう節目の時に私が出ていってお話をしていくこともありましょうし、また、これからは予算の確保ということも出てきますので、選挙後の政権の枠組みがどうなるかまだわかりませんけれども、そうしたものに従って、今度は国や、そういう与党との折衝、交渉というものも出てくると思いますので、それはまさに私がやらなくてはいけない仕事だと思います。そういう与党に対する折衝と、地元に対する節目節目での出番というものがあると考えております。
○日経新聞
 これについて、何か東京に出るとかいう局面もあるんでしょうか。
○知事
 ええ、あると思います。また、そういったことがあれば御連絡したいと思います。

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