記者会見

●発表項目:新年の思いについて
 皆様、明けましておめでとうございます。
 それでは、年始に当たっての記者会見を始めさせていただきます。
 今年は私にとりまして、4年目の最後の1年に当たります。これまで「改進」、改めながら進めていくということをテーマに県政を進めてまいりましたが、今年はいよいよそれを大体完成させていく年になっていると思います。そういう意味を込めて、今年はおおむね完成させる「概成の年」と名付けました。
 これは主に土木のような事業でよく使われる言葉であります。すべてを完成させることを目指しはするものの、なかなかそうはいかないかもしれない、だけれども、なるべく多くのものを大体完成させたい、そういう気持ちを込めて「概成の年」と名付けました。
 新幹線、プルサーマル、そして県病院の移転、数年来の懸案となっている事柄をいよいよ判断し、完成させ、着工にこぎ着ける、そういう大きな項目があるということももちろんあります。
 また、4年間かけて県民の方とのお約束を実施していくという重点実施項目も4年目ですので、完成していかなければなりません。
 また、この4年間のいろんな意味での反省点やよかった点、そういった点の総括も必要となってくると思います。庁内外の知恵を集めて、佐賀県の発展につながるいろいろな努力を重ね、今年の終わりの会見の時には今年がいい年であったと皆さんに報告できるような、そういう年でありたいと念じています。
 また今年は、慶事という意味で申し上げれば、第26回全国豊かな海づくり大会が10月29日(日)に佐賀県で開催され、天皇皇后両陛下に佐賀県内にお越しいただくことになっています。これは、いわば海の植樹祭とも言うべきものでありまして、栽培漁業に携わる方々に対する激励の意味を込めた、全国から数万人規模で人が集まる大会であります。
 佐賀市、そして、有明海を有する東与賀町、また、玄海を有する唐津市、これらを主会場として、二つの海を持つ佐賀県らしさを表す意味深い大会にしたいと思っています。関係者はもとより、県民の皆さんのご支援とご協力により、佐賀県らしい豊かな海づくり大会になるようにしていきたいと念じているところでございます。
 次に、幾つかの項目について、この場で公表をさせていただきます。


記者会見トップへ 平成18年1月4日記事トップへ

トップページへ

Copyright 2004 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。