記者会見

●質疑応答:シンクロトロン光研究センターの2月オープンについて
○佐賀新聞
 シンクロトロン光研究センターはオープンが遅れたんですけれども、それによる影響があれば、何かあったのかということをお聞きしたいのと、これはPRが大切だと思うので、どういった情報発信をしていくのかについて教えてください。
○知事
 まず影響ですが、こういう地震があったということで、地震を前提にしたものを今回しっかり対策をした上でオープンすることができたということ自体は、私は逆にプラスになったのではないかなと思います。
 ただ、もともとは去年の秋ぐらいにはオープンしてもおかしくなかったものが、現時点でまだオープンしていないので、どうなっているんだろうという不安を与えたのも事実なんです。不安を与えた部分はマイナスだったと思いますので、逆に、不安に思われている部分を、1月には光源装置がオープンする、2月にはビームライン含めて全体がオープンするという感じで、定期的に情報発信をしていって、ちゃんと進んでいっていますよ、使えていますよということを言っていくこと自体が多分最大の情報発信になり、安心感につながっていくと思います。
 これからは、このような定期的にいろんな仕掛けをしていきます。オープニングを記念したシンポジウムだとか、関係者の集まり、そういったこともあると思います。また、これはとにかく使っていただいて意味のある世界なものですから、今も新しく使っていただく所の営業をずっとかけていっていますけれども、これから少しずつではありますけれども、まずは使っていただいて、そして、使っていただく方々に評価を得ることが最大の宣伝になると思っています。

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