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記者会見
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質疑応答:職員の意識改革について(その3)
○時事通信
 先ほどの質問に関連するんですけれども、未竣工工事にしてもアスベストにしてもそうなんですが、いわゆる背景にあるもの、動機というか、ここをいろいろ一人ひとり職員が何でそういうことをしでかしたかという理由は、個々事情があるとは思うんです。やっぱり共通しているのは、内向きというか、組織の内側ばっかり見ているというか。その組織のトップは知事でいらっしゃるわけですけど、何かその辺が一番大きいのかなというふうに一番感じていて、その辺をどういうふうに変えていくのか、いわゆる納税者、一般県民に目を向けた県政なり政治施策というのは、これからやっぱり、もちろん今から始めなきゃいけませんけれども、大事だと僕は思うんです。その辺について、具体的に知事はどういうお考えをお持ちなんでしょうか。
○知事
 もう繰り返し言っていくほかないと思います。もう一遍言ったから、一遍知らせたから、この前こういうことを言ったから終わりではなくて、とにかく徹底するまでやる。嫌というまでやる。もうわかったというまでやる。実際に行動に移るまでやる。言い続ける。そういうことしかないのではないかなと思います。
 先般、ある民間企業のトップの、私と同年代の社長と話をしたときに、非常に大きな、従業員やフランチャイズチェーンを抱える組織のトップでありましたので、どうやっていくんですかという話をしたところ、もうそれね、繰り返し言っていくしかないんですよ。ああ、また同じことを言っていると。その同じことを言うことに恥ずかしさを思ったり、自分自身が飽きてしまったらだめなんじゃないでしょうかということを言われておりまして、非常に私自身は参考になりました。例えば、県民の方を向いて仕事をしなさいだとか、決まりを守りなさいだとか、そういった当たり前のことのように思えることかもしれませんけれども、それを繰り返し繰り返しやっていく。何か問題があれば、問題をきちんと共有して、こういうことがないようにしていこうよ。そういうことを繰り返すほかないのではないかと思っています。
 このことは、地道なことかもしれませんが、私は県政そのものを信頼に足りるものにしていくためには、必ず必要なことだと思いますし、私はこれができていく組織は、ある意味で安心できる組織ということになるんではないかなと思います。
 特効薬はないんですけれども、もうそうやって繰り返しやっていくしかないと思っています。




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