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記者会見
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質疑応答:U・Iターン型民間企業等経験者採用について
○佐賀新聞
 U・Iターンで、今回採用された人がいますよね。それで、選考過程にもちょっとさかのぼるんですが、知事がどのように関わったのかということと、今日が多分辞令交付だったと思うんですが、どういったことを期待されていますでしょうか。
○知事
 選考過程そのものには私は全くタッチをしておりません。どういう分野の人が欲しいかということを職員課の方が各本部に聞いて、そして、そういう中でこういう分野の人が欲しいということが返ってきて、それで募集をしました。私にはこうした方が通りましたということで報告がありました。
 私も前々から、県庁を初めとする公務員というのは決められたことをきちんとやっていく能力は極めて高いと思っていますけれども、お客様を獲得するというか、お客様に対し、ある契約を成約に結びつけるにはどうするかとか、宣伝をするのはどうするかとか、そういったことについてはやっぱりいささか得手でないというか、経験が少な過ぎると思っていました。そういう民間の企業でお客様をいかに獲得するかということのノウハウをお持ちの方であるとか、また特に今海外との関係が非常に深まってきています。今、佐賀県でもいろんな農産物を海外に売り歩いていますけれども、特にそういう中で、中国語の使い手がいない、中国市場のことをわかっている人がいないということも手薄に感じていましたので、そういった人が入ればいいなというふうに思っていました。
 その意味で、私、今日辞令交付した後、その5人の方と面接をしました。そして、改めて一人一人に期待する思いを伝えさせてもらいました。アパレルの業界にいた人は、そういうイメージというものを購買に結びつけていくにはどうするかということをずっと地でやっていらっしゃった方です。この方には佐賀県のブランディング戦略のメンバーの一員になっていただきます。また、中国との間で貿易をする仕事に長く携わっていただいた方は、流通課で海外市場の担当をしていただきますし、流通チェーンのお店にいた方は、商工課でまちづくりの担当をしていただきます。そういう目から見て、魅力のあるまちというのはどういうまちか、ということについてしていただきます。一方で、それと全く別の観点になりますけれども、今最も必要とされている税収の確保をしていくために、税収を伸ばしていくという努力も必要でありますけれども、取ることになっているものをきちんといただく、それが私は真の意味での公平さを担保することになると思っていまして、そういう債権回収のノウハウを使って県税の徴収をしていく、そういった方を今回2人採用していますけれども、そうした方に対して私たちが望んでいることをお話し申し上げました。
 そのとき申し上げたのは、ぜひともこういう方々におかれては、即県庁になじむということではなくて、ある一種のざらっとした感じ、違和感を持ち続けてほしいということをお願いしています。そうすることによって、皆さん方が外の世界で培ってこられた力が発揮できることになるということを申し上げています。県庁全体の力強さにつながっていくように期待をしています。



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