発表項目:「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006(骨太方針2006)」について
次に、本日閣議決定されることになっております骨太方針2006についての佐賀県知事としての所見を発表いたします。
今回の骨太の方針2006について、地方分権について新しい一括法が必要だというふうに書いてあることについては、まずもって評価できると考えております。また、地方交付税について、プロセスの中では一方的に削減をするということも言われておりましたが、それはとんでもないことだということで、地方が一丸となってそれに対しておかしいと声を挙げた結果、一方的に目標額を決めて削減するということが見送られたという点については、そもそもサービスがどうあるべきかということを考えずして、交付税を一方的に削減することだけを目指していたのはおかしい、と主張してきた私たちの意見が認められたものだと評価できると思います。 また今後、秋には自民党の総裁選が、また、民主党の代表選もありますので、こうしたプロセスを通じて、ぜひこの代表選や総裁選に立候補される方におかれては、地方分権や内政について、日本列島自体をどうしていくのかということについての見解をぜひ明らかにしていただきたいと思います。 また、政府・与党においては、これからさまざまな制度設計、改革が行われることになると思いますが、そういう際には、地方と十分協議をして進めることを強く求めたいと思います。 佐賀県としては、引き続き全国知事会、県議会、県内の市や町と連携して地方分権の実現に努力していきたいという所存であります。 私からは以上であります。 Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved. このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。 |