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記者会見
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質疑応答:滋賀県知事選挙結果について
○読売新聞
 滋賀県知事選挙なんですけど、新幹線の新駅建設が一つの争点になって、自民、公明、民主相乗りの現職候補が新人に破れたわけですけれども、それについての知事の御見解と、あと来年の佐賀県知事選との絡みを含めてお願いします。
○知事
 まず、國松知事が思いを遂げられなかったということについては、本当に残念だと、率直に言って思っています。
 私は、今回知事になられた嘉田さんという方は存じ上げませんので、その方についてのコメントは差し控えるべきだと思っていますが、國松知事というのは、御自身、大阪府と滋賀県の職員で、ずっと福祉と環境に非常に熱心な方でありました。毎年2月には滋賀県の大津市でアメニティーフォーラムというフォーラムが開かれていますけれども、これは障害福祉のいわば全国大会のようなものでありまして、非常に御本人も障害福祉の先駆的な取り組みということで滋賀県の例をよく紹介されています。今、佐賀県が取り組んでいる、地域生活にどうやって移行していくかという取り組みも、実は滋賀県がモデルになっておりましたし、私も個人的にいろいろ政策的なことで御相談をしたりしておりました。それだけに、こういう方が破れられたのは、本当に残念だなと率直に思っています。
 一方で、そういう争点の大きなポイントが新幹線の駅の建設だったと言われておりまして、私も滋賀県の人からもそのように聞いています。もちろん、それだけではなかったのでありましょうが、こうしたことが大きな要素であったということは事実でありましょうし、かつては、大きな事業を何かやるということは、いわば地元からぜひという声があって、それに沿ってやっていくということが知事の務めだったというふうに思うんですけれども、時代が変わっていっているんだなということを率直に言って感じました。
 ただ、佐賀県と違うのは、栗東市はやってほしいと言っているんですね。これは佐賀県の新幹線になぞらえれば、沿線市でいわば造らなくていいと言ったような議論なのかなというふうに思うんですけれども。私どもの場合には、駅ではなく、線だというのと、線そのものではなくて、その線を造ることによって、どうしても経営分離しなくてはいけないというところの同意を得なくちゃいけないという仕組みというふうに、やや違う部分があるんだろうとは思っていますが、いずれにしても、非常に私としても、やっぱり時代が変わっているんだなということを改めて感じたということであります。
 ただ、嘉田さん自身は、例えば、いろいろマニフェスト見たり、その後の御発言を見たりしておりますと、第2名神は賛成とおっしゃっているんですね。第2名神や、例えば、ETC専用のインターチェンジをつくるという、そういうものについては賛成というふうにおっしゃっているようでして、何でもかんでも、公共事業がいけないとか、プロジェクトがいけないとおっしゃっていることではないような気がしています。この栗東市に新しく新駅をつくるということが、やっぱり思っていた問題だったのかなあというふうに思っています。
 佐賀県知事選挙にどう影響するかについては、ちょっと私がコメントすることはこの場で差し控えたいと思います。




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