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記者会見
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質疑応答:北朝鮮のミサイル発射について(その2)
○西日本新聞
 北朝鮮のミサイルの対応で、先ほど早い対応ができた一方で、いろんな点での反省点もあったのではないかとおっしゃったんですが、その反省点というのをちょっと詳しく伺いたいのと、最初の覚知が4時43分にテレビのニュース速報で見たと。その後、消防庁から正式な文書が来たのが6時36分ということで、2時間余りたって、その間、かなり慌ただしい情報収集で追われたと伺っていますので、その辺の国の対応も含めて少し伺いたいんですけれども。
○知事
 まず反省すべき点は、きのうも議会で問題になっていましたが、議会に全然連絡が行ってなかったという点は、車の両輪で県政を進めていっていただくということを考えれば、もうこれは大いに反省すべきだというふうに思います。
 それと、こちらだけの反省ではないのかもしれせまんが、2点目としては、今御質問があったこととも関連するんですが、4時43分にニュース速報で職員が知ったんですね。そして、4時49分には私を初めとする幹部職員にこういったことが起きているということのメール送信がなされております。そして、4時50分に国の消防庁の国民保護防災部、国民保護運用室長というところにこちらから連絡をしているんです。どういうことが起きているんですかというふうなことを言っているんですが、きちんとしたことがわかったらまた御連絡しますからみたいなことで、はかばかしいことが得られなかったということがあったんですね。
 そういうことで、よくはわからないけれども、とにかくまずはこういうふうに確度の高い情報と言いましょうか、私どもからすると、報道機関から得られる情報というのは、街のうわさで聞いたものと全くレベルが違うものという扱いをしておりますので、5時15分に緊急事態情報連絡室を立ち上げたということであります。
 そして、正式に国から来たのが6時36分で、これを受けて県庁内、そして県内の市や町、消防本部、こうしたものについて情報提供をしたわけなんです。国はやはり正確なことがわからなければなかなか言えないということだとは思うんですが、やっぱり何かが起きたときに対応の準備というものが必要になるので、それをあえて空振りになってもいいので、低い確度のものでもいいので、連絡をしていただくということをもっと求めるべきだったのかなということを思っています。これはまた改めて、今回の事案がちょっと今の段階で果たしてとりあえず終結しているのかどうかよくわかりませんので、落ち着いたらまた国の方にはそういったことの申し入れもしたいというふうには思っておりますが、繰り返しになりますが、早ければ早いほど、情報の正確度の問題が出てくるかもしれませんが、そういったことは十分認識をした上で、それでも少しでも早くということをこれから求めていくべきではないかなというふうに思っております。




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