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記者会見
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発表項目:住民参加型市場公募債「さが県民債」の発行について(平成18年9月28日発行)

 次に、佐賀県民債の発行についてであります。
 今年も佐賀県民債の発行の時期がやってきました。これは県民の方からお金を出していただいて資金を調達して県債を発行するという制度で、最近では9月と3月の年に2回行っておりますが、今年の9月分としては、9月28日に10億円の規模で発行することにいたしました。
 今回調達したお金は、現在、唐津市において建設が進められている唐津東中学校・高校の新設の中高一貫校や、嬉野市塩田町に建設が進んでいます新しい養護学校の整備、また、鳥栖市に整備が進められる県立の香楠中学校の整備、また、防災行政通信ネットワークの整備、こうしたものに充てられることになります。
 償還年限5年、満期一括償還という条件部分は、これまでと変わりません。利率については、直近に発行される国債の状況を見ながら決めていくことになりますが、ここ数回、県民の方々のご理解を得て、国債よりもわずかではありますが、低い利率で発行しております。これは我が国で初めて、県としてこのような国債を下回る利率で発行をしてみたのでありますけれども、おかげさまをもちまして、多くの方々からご応募をいただいている状況であります。
 何で国債よりも低利率にしているかというと、この県民債の発行はかなり発行コストがかかるもんですから、発行コストにかかる分を利率を下げることによって、トータルとしてみての調達コストを下げたいということでやっているものでございます。
 今回も最低1人1万円から500万円までということで、これの条件はこの前と同じで発売をさせていただきます。ぜひとも多くの方々の申し込みをお待ちしたいと考えております。



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