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記者会見
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質疑応答:九州新幹線西九州ルートについて(その2)
○NHK
 新幹線の話なんですが、本当に毎月毎月質問が出て、大体答えも変わらないという状況が続いているんですが、今年の年末、3度目の予算がつくかどうかということが焦点になると思うんですが、これまでの通例からいくと、なかなかもう2年続けただけでも異例中の異例だということで、果たして3年目これがつくかどうかというのは非常に(状況が)見えないということです。
 ただ、このままの状態を続けて、仮に予算がついたとしても、これは佐賀県、あるいは鹿島市にとっても、両方ともためにならないと思うんですね。ですから、具体的な、誠意をもって臨むというのはわかるんですが、これがやはり県民とかに見えないと、非常にこれはどういった結果に転んでもいいことにならないと思うんですよね。そういった点からも改めて、具体的にどういった、多分、方法がないというのがある意味本音かもしれないんですが、もし具体的な何か方策があるんでしたら、ちょっとお聞かせ願いたいんですが。
○知事
 今、何か表に出て、こうします、ああしますといった感じの動きがないもんですから、私たちからしても、今の時期に新幹線を整備しておくことの必要性なり重要さというものを県民の方々に訴える機会が少ないということにもなっていまして、その意味では私たちとしても、いろいろな形で行動なり折衝なりができるような環境に持っていきたいというふうには思っております。
 それに向けて、今事務的に交渉をさせていただいていますけれども、ただ、例えば、前回確認書を交わしたときのように、こちら側が手も足もふさがれるような状態で話をするとか、例えば、公開討論会をやるということになると、それはこちらが訴えたいことがきちんと言えないことになってしまうとも思っておりますので、例えば、一緒に公開討論会をやっていくようなことについては、我々も主張をきちんとして、それがある程度受け入れられる形でぜひやりたいと思っているんですね。それがまだ話がきちんとついていないのは残念なんですけれども、そうした事柄についても話がつくように努力をしていかなくてはいけないと思っています。
 それ以外に何かできることがあるかというと、確認書において、期成会との交渉は会長である鹿島市長を窓口とすると。それ以外の個別の接触は基本的にしないということにされていますので、その確認書の存在がある限りは、私たちが直接出かけていって説明をするということは、頼まれでもしない限りはできないということになっていますので、その状況でなかなか私たちが直接いろんなところに、出かけていって話をするということが難しい状況なんですね。
 そういう状況なもんですから、なかなか私たちが今こうしたい、ああしたいというのがうまくできていないんですけれども、ただ、だからといってあきらめずに、何かいい手がないか考えていきたいと思います。
○NHK
 例えば、以前みたいに何か広報媒体を使って積極的に働きかけるとか、そういった考えはないんでしょうか。
○知事
 全く考えがないわけではありません。そういったことも一つあろうかと思います。前回やってからまた日がたっていますので、そういったことを含めてやることも考えなくてはいけないかとは思っておりますが、現時点で具体的に何かをするということは決まっておりません。




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