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記者会見
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質疑応答:吉野ヶ里遺跡 企画特別展
○朝日新聞
  今の吉野ヶ里についてなんですが、非常に歴史的にも弥生時代に日韓の共通点が多かったということを示す展覧会になると思うんですけれど、県も力を入れている国際交流というところでも、日韓交流の大きな機会になるのではないかと考えていらっしゃると思うんですが、そのオープニングにも行かれるとおっしゃったんですけれども、韓国に対してもどんなメッセージを知事として発したいというふうに思われていらっしゃいますか。
○知事
  佐賀県の県の鳥がカササギ、カチガラスでありますけれども、このカチガラスという言葉というのは佐賀県独特の言い方でありまして、韓国でもカチガラスのことは「カチ」というふうに言います。そういう言葉一つとってみても、韓半島と佐賀県というのは非常に歴史のある交流があったんではないかと思っているところでございます。
  今回、こういう吉野ヶ里というものをテーマした共通の展覧会がそれぞれの地域で開かれるということで、まずはソウルで開かれるときにおいては、佐賀県の県民の方、広くは九州の方々に、ぜひともソウルにこうしたものを見に行っていただければなというふうに思っております。そのことがこの吉野ヶ里展そのものの理解、そしてさらには、今の韓国やソウルの理解にもつながるのではないかというふうに考えておりまして、そうした旅行商品の企画なども、旅行代理店のほうにもアプローチをしております。そうしたことを通じて、少しでも多くの方が韓国で見ていただくということをお願いできればと思っております。
 また、一方で、今度、私どものところで開かれるのが1月1日から2月11日になります。この時期、佐賀県も寒い時期ではありますけれども、韓国のほうはもっと寒いということで、毎年、この時期には多くの韓国からのお客様が九州のほうにゴルフに来られたり、温泉に来られたりというふうなこともございます。そうした機会に、ぜひここに寄っていただければといったことで、こうしたことについても広告代理店や、さまざま媒体を使って、韓国のお客様がまた佐賀県の美術館に来て、また吉野ヶ里遺跡そのものに行っていただいて、交流を体感していただくということをぜひやっていただければと思っているところでございます。
 九州北部と韓国との交流は、古代から私たちが思っていた以上に深かった、そういったことを、ぜひ多くの方々に感じていただければと思っております。
○NBC
  まず、吉野ヶ里遺跡のことですけれども、初の海外における企画特別展、今回、日韓交流の意味も含めて韓国で初めてされるということですけれども、今後、ほかの国々でも考えられていますでしょうか。
○知事
  今は吉野ヶ里展そのものについては、韓国以外では考えておりません。ただ、これは学究的なものになるかどうかは別といたしましても、例えば、徐福というものがございます。この徐福を通じた日中の交流というものについては、佐賀県としては、これからキーワードにしていきたいとも思っておりまして、そういう古代の外国との縁のある地域でありますので、そういうテーマを見つけては、また交流していければと思っております。




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