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記者会見
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質疑応答:佐賀県・長崎県・JR九州の三者基本合意(その3)
○西日本新聞
 そうすると、金子(長崎県知事)さんは何か基金をつくると、違いますね、それは。佐賀と長崎で基金をつくると。
○知事
 それはきょうですか。
○西日本新聞
 きょう2時過ぎにです。それは違いますね。いや、多分、違うと言われたんですけど、違いますね。
○知事
 違います。違うと思います。
○西日本新聞
 JRが内部留保して、そこで自分で処理すると。
○知事
 JRさんのほうでどう処理されるかわかりませんが、私どもとしては一括資産購入という形で払うということになっています。
○西日本新聞
 わかりました。
○読売新聞
 知事、今回の基本合意がなったんですが、この案から従前の案に戻るということはあり得るんでしょうか。
○知事
 ここまで、いわば、本当に関係者の方々が努力をして、苦労して、本日の基本合意に至っておりますし、これを、きょう報告に行って、みんなから「よかったね」ということで言われておりますので、前に──前にといいましょうか、この協議を3者による調整をスタートさせるというときにも申し上げましたけれども、まずは、この調整を優先させたいというふうに申し上げておりましたので、これがこうなり、また、ご報告できた以上は、前の案に戻るということは、なかなか考えにくいのではないかと思っております。
○読売新聞
 では、それに絡みまして、政府・与党のほうに、きょう、それぞれ報告をされたんですが、検討委員会での確認作業という手続きはあるかと思うんですが、実質、この案に対する政府・与党の受け止め、これは事実上、これを了承していただけるというような確信というのはどんなふうにお持ちなんでしょうか。
○知事
 これは受け取っていただけるというか、このまま認めていただけるという認識を持ちました。国交省のほうは、これから検討しますという程度の話でございましたけれども、特に与党のPTの関係の国会議員の方々のところに行ったときには、この方式が経営分離でないことにはまず間違いがないという話から始まりまして、これだけきちんとまとまっているので、あとのほかの基本条件についてはクリアしているのではないかなというふうなこともおっしゃっていただきました。
 本日、お目にかかった国会議員の方々を含めて、この案に何か問題があるんではないか、なかなか難しいのではないかというふうな認識を示された方はいらっしゃいませんでしたし、これについては、この検討作業が行われれば認めていただけるのでないかと感じております。
○読売新聞
 その与党の幹部というのは、津島先生とか、具体的にはどういう方ですか。
○知事
 津島代議士や久間代議士、津島代議士は与党PTの座長でありますし、久間代議士は自民党の鉄道調査会の会長でございます。こうした要の方が、このような意見をお持ちだということは非常に心強く、力強く感じた次第です
読売新聞
 そうしますと、きょうの報告でもって着工という、これまでめどが立たなかった部分に関しまして大きく道が開けたというご認識なんでしょうか。
○知事
 はい、おっしゃるとおりです。ようやくここまでたどり着くことができました。これによって、JRの運行ということも確保され、そして新幹線の着工条件ということも確保されましたので、大きく一歩を踏み出した、ビックフットを踏み出したということではないかということでございます。もちろん、これからの確認作業というものがあるわけでございますが、そこにおいては、これは私の期待値ということでございますけれども、ぜひともスムーズに認めていただきたいと思っているところでございます。
○読売新聞
 そうしますと、以前にありました案の中で、同意に対する振興策の条件とか、そういうものがあったかと思うんですが、それの有効性というのは現時点ではどうなったんでしょうか。
○知事
 前回、行って突き返されていますので、そのことを前提にすると、まだ、そもそも受け取っていただいていないという整理になるのではないかと思いますし、この振興策と同意というものがセットになった形での、鹿島、江北に対して同意をお願いするということがなかなか難しいということで、ほかに何か案がないかということで、こういう知恵を出したところでございます。
私は、今回、同意に至った案というのは、いわば両方の意見が取り入れられた非常にいい案だと思っておりまして、もう一度、前に返るというのは、現実的に、果たしてあるんだろうかというふうに思っているところでございます。

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