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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:佐賀県・長崎県・JR九州の三者基本合意(その6)
読売新聞
 知事、14日、検討委員会の後に津島座長のほうが、場合によっては地元調整のものが検討委員会に上がってこないケースもあり得るというようなご説明をされていたんですが、そういうことも予想され得るんでしょうか。
○知事
 それはあるかもしれません。いろんな可能性が考えられます。検討委員会本体でこのことを報告する、また議論をするということも考えられましょうし、今回つくるとされているワーキンググループでというようなこともありましょうし、場合によっては持ち回りということができないかと。各メンバーそれぞれお忙しいものですから、そういったふうな議論も出ているというふうに伺っておりまして、具体的な詰め方については、これからだというふうに聞いております。
読売新聞
 あと知事、着工に向けてほかに大きなハードルがあるというようなご認識は、いかがなんでしょうか。
○知事
 もうここまで来ましたので、あとは政府・与党における確認の作業を見守るということだろうと思っております。非常に大きな山は越えましたので、あとは粛々とその作業が進むことを見守るということだと考えています。
日経新聞
 すみません、その確認作業の中にひとつ、やっぱり、ここまで紛糾してきた反対地元の意向を全く国交省も無視は恐らくできないんじゃないかという見方もありましたね。だから、全く今後、これでもう最終決着をしたと。県と鹿島市及び江北町とは全く会わないとかいうことで推移するのか、その辺はどうでしょう。
○知事
 もちろんそういうことはございません。今回、鹿島市は鹿島市でいろんなご主張があってご同意はいただけませんでしたけれども、その結果とはいえという言い方は変ですけれども、こういう私どもから見たときには非常にいい案ができたと思っております。こうして、いわば基本合意という形で決着を見た以上は、これからは鹿島市とも、また江北町とも普通にいろんな議論ができると思っております。鹿島市にもさまざまな地域の課題を抱えておられますので、そういう課題を解決するためにどうするかというふうなことについては、もうこれからは、いわば、何か話をするときに刺さったとげのようなものはもうなくなるわけですから、それは一緒に考えていきましょうというふうなことを思っております。
日経新聞
 それで、鹿島の桑原市長が、あくまで今までは新幹線は反対という姿勢のもとにJRの存続をということなんですけれども、これは新幹線はつくるけれども、というような話に果たして鹿島の市長がお出でになるのかどうか、それは知事に聞くべき話じゃないですけれども、ちょっと今までの長い流れを見ると、なかなか急にそういうふうに受け入れというのは難しいかなとも思うんですけれども、その辺の見解はどうですか。
○知事
 そうですね。確かに、これまで、なかなかうまく話ができなかったというところはありますが、今回、こういった形で合意がとれていますので、これを、いわばいい形で活用して、私たちも、もう普通に話ができるようにする、そして鹿島がいろいろ悩んでいること、こうしたほうがいいと思っているようなことがいろいろあると思うんです。そういった、普通ほかの地域とだったら普通にやっているようなことも、なかなかしにくかったということもありますので、そういった話ができるような関係に持っていきたいというふうに思っています。
読売新聞
 知事、これまでに同意を得られました白石町と太良町への特別支援策、これの継続については、どのようなご認識なんでしょうか。
○知事
 これは続けさせていただきます。経営分離に対する同意という厳しい判断をしていただいたということに対する振興策でありますので、このことについては引き続き実施をさせていただきます。




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