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記者会見
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質疑応答:佐賀県・長崎県・JR九州の三者基本合意(その7)
○西日本新聞
 確認です。いわゆる今回の案、合意で、鹿島市と江北町の同意は必要なくなったということですね。
○知事
 はい。
西日本新聞
 特別の地域振興策もなくなったということでよろしいですね。
○知事
 そうですね、同意をいただくということを条件に特別支援策というものを提示したわけでありますから、その同意というものがなくなっておりますので、私どもがかつて示そうとした、その案そのものはなくなっていると考えております。ただ、誤解ないように、さらにつけ加えさせていただきまして、ぜひそこはご理解いただきたいのでありますけれども、県と鹿島市の間は、私どもが考えておりますのは、きょう、こうした合意が得られたということで、話がしにくいようなことというのは、もう、私どもとしてはなくしたい、また、なくなるというふうに思っております。鹿島市も、県内のほかの地域と同様にいろんな地域課題を抱えていらっしゃるわけですから、そういったものの解決に向けて、県としてもいろんな意味で協力をする、支援をする、これをやっていきたいということなんです。同意ということでお示しをしていた特別な支援策そのものは実施しないけれども、鹿島市も、いろいろこういったことをしたい、ああいったことをしたいということがあれば、それはお伺いをして、ほかの地域と同じようにやっていきましょうということです。
西日本新聞
 これからも会っていくというのは、そういう意味で会っていくということなんですね。
○知事
 ええ、そうなんです。何か、もう特別な支援策をやらないから「はい、おしまい」ということではなくてですね、そうは銘打つわけではありませんけれども、ほかの地域でも、ひょっと市長さんが来られて、自分の地域はこんなことが困っているとか、こんなふうなことができないかとか、いっぱいいろんな提案をいただくわけですね。そういったことが、なかなか、この新幹線の問題というのが、いわば、ちょっとネックになっていて、そういうフランクな話もできなかったという状況が残念なことにあったのも事実だと思うんです。これからは、そういったいろんな鹿島市の課題とかについても自由に意見交換できて、私たちもそうやってしなくちゃいけないことをやっていくというふうな関係にしていきたいと思っております。
西日本新聞
 知事、もう1点だけいいですか。呪縛から解き放れたというようなイメージがありますか、今。同意を得ないといけないというこの長い間、ハードルだった、いわゆる課題だったんですけど、それから解き放れたというイメージはありますか。
○知事
 まあ、呪縛という言葉はどうかと思いますけれども、私どもはルールというものがあって、そのルールに従ってやっていきますということを、ずっと申し上げてきました。ルールそのものは変わりませんけれども、基本的な前提条件が変わったということで、大きく踏み出したということは、私にとってみると、大変、そこのこと自体は、この間努力をしていただいた方に対しては感謝をしたいという気持ちでございます。
 ただ、繰り返しになりますが、これでもう鹿島市との関係が終わったというわけではありませんので、いろんな形の話は、これからは、もう、この新幹線の着工に関してということではなくなると思いますけれども、いろんな話をさせて──向こうからいろんな話をして来られるというようなことは、あるだろうというふうに思っております。




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