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記者会見
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質疑応答:平成20年度政府予算財務省原案内示(その5)
○NHK
 長崎ルートの話に戻るんですが、10億円という予算ですが、もうちょっと増えるのではないかというような期待する声も一部あったかと思うんですけれども、それがなかったことを、どう受け止めていらっしゃるかということと、あと今年度の予算、それから、来年度の予算、年内は、もうちょっと執行するのは難しいのかなあと思うんですが、その辺、政府・与党の検討委員会の動向とか、どんなふうに今、見ていらっしゃるんでしょうか。
○知事
 まず、すみません、10億円はきちんと、正式なところでの発表はまだということでございまして、私の思いということでございましたので、そこはちょっと修正をさせていただきます。
 それで、確かに、もうちょっと付くかなということもありましたが、原案内示、全体の額を見たときに、そんなに増えてもなかったので、これは前年並みかなあというふうなことを感じましたので、とにかく前年並みでも、こうして確保されたこと自体、ありがたいと思いますし、今回の場合には、具体的な使う見通しができていますので、その分ありがたいと思っています。
 それと、今後の見通しについてでございますが、確かに年内にというのは、もう難しいだろうと思っておりますが、これは私どもの期待値としては、年明けにでも、またこの動きを、与党のほうになるのか、政府・与党のほうになるのか、わかりませんけれども、いずれにしても、今回の三者合意の確認作業をしていただいて、年度内には執行できるような体制になるだろうというふうに思っておりますので、ぜひ、そういう流れになればと期待をしているところでございます。
○読売新聞
 それに絡みまして、予算が今、付いた時点でも、3年連続で、まだ1円も未執行の状態と。その中で一応付いたという要因について、知事として、あらためて分析していただければと思いますけど。
○知事
 この間、一貫して関係県としては、ずっと予算を付けていただきたいという意思を表明し続けてきたこと、それを県だけでなく、県議会や経済、観光、地域団体、いろんな方々と一緒になって取組をしてきたことの成果ではないかと思っております。
○読売新聞
 先週末の動きというのも、何かやっぱり要因として大きく思っていらっしゃるんですか。
○知事
 来年度の予算そのものについては、ある程度の見通しがあるのではないかと期待をしておりましたので、仮に前年同額が確保された場合でございますけれども、このことが先週の合意そのものにどれだけ影響したかということはわからないと思っておりますが、いずれにしても、国としては、この平成16年の申し合わせに沿った形で西九州ルートをやっていくということについては、再三、意思表明をしていただいておりましたので、それが確認されたということではないだろうかと思っております。
○読売新聞
 現時点でも1円も、まだ使っていないということの中での予算を得られたということのプレッシャーはあるんでしょうか。
○知事
 プレッシャーそのものはあります。非常に厳しい中で予算確保ができているわけでありますので、それを使っていない、それが使える状況にないということについては、私どもとしては、じくじたるものがあったわけでありますけれども、それが今回、解消されていく見通しがついたということでございますので、それについてはほっとしています。

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