TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:「ふるさと納税」
○佐賀新聞
 話変わります。「ふるさと納税」の取組で、あしたから年末年始にかけてキャンペーンされるんですが、お品書きのメニューというか、取組がかなり他県に比べると早いなという印象を受けるんですが、その辺の知事のかける意気込みというんですか、その辺、これだけ早くしたほうがいいというんですかね、動き出しが早いところの意図と意気込みをお願いします。
○知事
 「ふるさと納税」は、その事柄からして、まず佐賀県の外にお住まいの方に対して情報発信しなければいけません。そのためには、ほかの県がやったのと合わせて、また遅れて情報を発信していったのでは、県外の方々に届かないということがございます。できるだけ早く取組をすることによって、佐賀県がこういう取組をしているということが管内でありますとか、全国的なニュースになるような取組をしていくということによって、佐賀県がこういったことに非常に前向きに熱心に取り組んでいるというふうなことが、佐賀県の出身で、佐賀県以外の地域で暮らしておられる方々に届けばというふうなことでスタートをさせました。
 また、私どもは、ほかの4県の知事と一緒になって、「ふるさと納税」について積極的に提言もし、そのうちのある程度の部分は実現をしておりますので、そうした事柄についても、私どもこの「ふるさと納税」というものについて関わってきた者としても、具体的なやり方はこうだというふうなことを発信したいという思いもございました。
 ちょうどこの年末年始の時期というのは、1年の中でも最もふるさとのことを思い出したり、また、ふるさとに足を運んだりという時期になってまいります。そのときをとらえて何かやらないと、せっかくたくさんの人がふるさとというものに気持ち、思いを寄せながら帰ってこられるわけですから、この時期をとらえない法はないというふうに私は思いました。確かに、まだ税制の具体的なことについては詰まっていない部分もありますけれども、この時期を逃しますと、あとはお盆の時期までできないということになっていってしまうんですね。この半年間のずれというのは非常に大きいんではないかなと思いまして、急ぎましたけれども、歳入戦略グループでは非常に積極的に取組をしていただきまして、ここまでに至っております。
 前回の記者会見で発表した以降、各県や各市町村から非常に問い合わせが相次いでいまして、聞くところ、各県からの問い合わせで一番多いのは、担当部署をどうやって決めたんだという問い合わせだというふうにも聞きます。非常に行政組織らしい質問といえば質問なんですけれども、例えば、予算を預かっているところでやるのか、税を預かっているところでやるのか、こうした事柄について、ほかの県では非常に議論が行われていると聞いておりまして、その意味でも、そういうレベルで今検討しているところと、私どものようにどこをやるかという議論なく、歳入戦略グループが中心になって、具体的な仕組みだとか広報のやり方、または使い道についても一定の提案ができているというのは、私は非常に意味が深いものだろうと思っております。
 私自身も1月1日、元日に一番佐賀県の中で人が集まる祐徳稲荷神社に出かけていきまして、私どもの職員も数十人おりますけれども、それと一緒になって祐徳稲荷神社の参拝客の方に対して、「ふるさと納税」のアピールをしたいと思っております。こうしたことも通じて、また佐賀県に帰ってきておられる方々に対しても、こうした私どもの思いが伝わればと思っております。
○佐賀新聞
 祐徳稲荷を選ばれたのは、人出の多さということだけですか。
○知事
 鹿島市だからかというご質問なのかもしれませんが、特にそういうつもりもないんですが、ただ、確かにもう何かをやるということについての気持ち的な縛りというものは全くなくなっておりますので、確かに新幹線の問題が解決できているというのが私どもにとって非常にこうしたことにも取組やすいことになっているということはあると思います。もちろん三が日で60万人でしたっけ、佐賀県の中で一番多い参拝客の方がある神社ですから、そこを選んだというのがもちろん一番大きな理由ではございます。




「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。