TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:女性副知事の登用について(その1)
○毎日新聞
 マニフェスト絡みなんですけど、女性副知事の登用の件なんですが、以前、会見のときに時間がかかりそうだというお話だったと思うんですけれども、今現在、2期目が始まった時点でのめどと、どういう人のイメージかというのを伺いたいと思います。
○知事
 まず、時期的なものとしては、すぐではなくて、半年から1年の間にはという感じで思っています。それは一つには、あちこちから、県内の人という場合もあると思いますし、県外からという場合もあると思うんですけれども、そういう選択肢を広げるには時間が欲しいということがあるからであります。例えば、会社におられる方、どこかの組織にお勤めの方、そうしたことを考えたときには、こうした方をすぐに引き抜くということはできないと思っていますので、その意味で半年から1年ぐらいかかるのかなと思っています。
 この新しい女性の副知事に期待する点は何点かあります。一つは、まず、特に女性がたくさんおられるような現場に足を運んでいただくということです。そしてまた、女性の声を聞いていただく方だということであります。
 一方で、私たちが中で議論をする際に、ある意味での県庁内部の人間との温度差があった方がよいのではないかというふうに思っています。みんなが同じような方向に向かっているときに、本当にそれでいいのかというふうなことの、ある意味の冷めた目を持っておられる方がよいのではないかと考えております。
 それと最後の1点が、これも非常に大事な要素なんですが、ただ副知事はアドバイザーではありません。評論家でもありません。組織を預かっている責任者ですので、マネジメントができる人でなければならないと考えています。1人の存在として非常にいい意見は言われるかもしれないけれども、自分の意見ばかりも通すことはできないので、どうやってうまくまとめていくかとか、組織を引っ張っていくか、そうしたことができる方でなければ県庁の中で仕事をしていただくということは難しいと思っています。このマネジメントができる方ということも、私の希望としてはつけ加えさせていただいています。
○毎日新聞
 例えば、官僚出身というよりは民間の方という感じなんですか。
○知事
 現時点では、こういう人がよいというイメージはまだございませんので、あらゆるところから可能性を探ってみたいと思っていますし、私のところにもいろんな人から自薦他薦を含めて声が届き始めておりますので、とにかく選択肢は広い方がいいと思います。ふさわしい方がきっといらっしゃると思いますので、耳をそばだててみたいと思っております。
○佐賀新聞
 関連してですけど、公募とかいう方式をとる考えはおありですか。
○知事
 公募はしません。公募するということになると、その方に応募していただかねばならなくなります。私というか、いろんな人から「いいな」と推薦された方がいたとして、「応募してみませんか」「でもあなたが採用されるかどうかわかりません」、こういうやり方でいいんだろうかどうなんだろうかと思っております。公募というよりは、広くいろんな形で、今日もこうして質問も出てきておりますので、いろんな形で「こういう人がいるよ」という情報が集まるようにするということは必要だと思っておりますので、この女性副知事の任用のポストというほどのことはないんですが、担当は決めたいと思っております。そこに情報を集めていくことによって、そういう中から選んでいくというスタイルをとっていきたいと考えています。
○読売新聞
 半年から1年の間にということなんですけど、現在の川上副知事の任期が10月までだったと思うんですが、その後任になるというイメージなんですか。
○知事
 もちろん、川上副知事の任期というものも一つのポイントにはあります。




「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。