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記者会見
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質疑応答:行政対象暴力への対応について
○日経新聞
 幹事社の日経です。
 知事、ちょっとこの説明だけではわかりにくいんですが、何か組織を立ち上げて、何というか、スケジューリング的な話はないんですかね。例えば、何月までにこれをやるとかですね。
○知事
 一番最後にお示しをしました行政対象暴力対策庁内連絡会議というものがございましたけれども、これを近々に開かせていただきます。今月末をめどに連絡会議を開催することとしておりまして、ここで具体的にそれぞれの分野についてどういったことをしていくのか、いつまでにやるかということを決めていきたいと思っています。
○日経新聞
 こういった幹事会というのは、どういう関係になっていくんですかね。
○知事
 親体があって、幹事会があって、日ごろ、例えば、幹事会は情報の連絡とか、何か問題があったときに開くのだとか、連絡をするとかというふうなことがあって、この連絡会議そのものというのは、もうちょっと大事なことを決めていったり、庁内で共通認識を持った方がいい場合に開くというイメージだというふうに思っていますが、ただ、例えば、「ある事象が起きたよ」というふうなことについては、いちいちこういう連絡会議や幹事会を直接開くということではなく、内容についてメールで共有した方が早いし、適切ということもありますので、実際に会議を開く──もちろん、第1回の立ち上げの会議は開いていきますけれども、その後はとにかく速やかな情報交換という意味では、メールによる会議というふうなものが中心になるかもしれません。
○日経新聞
 各県、やはり前長崎市長の伊藤さんの件でいろいろ対策もやっていますが、例えば、警察と共同でシミュレーションをいろいろするとかありますけれども、何か佐賀県独自に知事がこういう対策を考えていらっしゃるとか、つまり、こういう枠組みだけじゃなくて、もっと違う方面からアプローチしたいとか、そういう知事のお考えは何かありますか。
○知事
 恐らく、ああいう事件が起きないようにしようと思ったときにとる対策というのは、非常に似てくるんではないかなと思っています。ほかの県がどういうふうなことをやっているか、私もつぶさには存じ上げないんですが、こうした事件を起こさないようにするためということで、直接的には警備を強化するというのが一番いいのかもしれませんけれども、トップ本人に対してということもさることながら、それ以上に件数としては職員に対する行政対象暴力というのが圧倒的に多いんですよね。こうしたものについてどうしていくのかということをきちんとやっていこうということを正面からとらえたということと、あと一般競争入札が広がっていく中で、暴力団関係者をどう排除するかということに着目をしてやろうとしているということは、ほかの県にはないことではないかなと思っています。
 例えば、協働化テストみたいなことというのは、ほかの県ではやっていないので、こうやって間口を広げれば広げるほど、反社会的な勢力に対しても結果的に窓口を広げることになりかねないというふうな懸念というのはあるわけですね。そこをちゃんとチェックするようにしようという意識というのは、ほかの県よりも佐賀県の方が働いていると思っています。




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