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記者会見
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質疑応答:ハウスみかん海外向け新ネーミング発表会
○西日本新聞
 「J-PON」という名前なんですけど、先ほども日本のみかんだという話が現地の方から出ていましたけど、佐賀らしさを全く感じないんですけれども、そういった中で、佐賀ブランドの浸透に役立つのかなと。
○知事
 パッケージを見ていただくと、ここに「佐賀みかん」と入っています。これをこのままグラフィックにというか、このまま使っていくんですね。もちろん、佐賀は台湾語や北京語では別の表現をしますけれども、あくまでも佐賀みかんと言うんですよと。ちゃんとローマ字で「SAGA MIKAN」というふうにも書いて、ここで佐賀ということをわかってもらおう。そして、ブランド名そのものは「J-PON」ということなんですけれども、これを一体的に、視覚的に訴えることによって、佐賀の「J-PON」というふうなことを訴えていこう、訴求していこうと考えています。
○STS
 あくまでもこれは台湾向けだけじゃなくて、海外向けの佐賀のハウスみかんの名前というふうに理解していいんですかね。
○知事
 はい、それで結構です。
○STS
 台湾以外に、今、どこに輸出されていますか。
○知事
 まずは、実態的に言うと香港だとか、ほかのところにも少量ですが出ていると思います。ただ、キャンペーンとしては、まずは、今、メーンのマーケットとして考えている台湾でのキャンペーンに使っていくということで、まずは台湾でやっていこうということであります。それがある程度成功していけば、それに同じラベルを張って、例えば、香港だとか、まだなかなかできませんけれども、将来的には中国本土だとか、そういったところにも持っていけるんではないかと考えています。
○NHK
 「J-PON」というふうに呼ばれるみかんというのは、佐賀県産のハウスみかんであればすべて「J-PON」になるのか、何か基準があるのかということはどうなんですか。
○知事
 基準はございません、佐賀県から運ばれていくものについては。ただ、全く実態的に消費者が、私どもが把握していない限りで持っていかれるものは、どうしようもないんですけれども、基本的に大きな商いについては、私どもも把握できると思っていますので、それについてこのシールで出していくということです。
 特に、佐賀牛のような何等級以上でなければだめというふうな制限は考えていません。
○STS
 台湾市場にはいろんな国のみかんも入ってきているでしょうし、日本からも、他県のも扱っているでしょうけれども、そういう今の現状は、佐賀県が今どのくらいなのか、もともと高いというふうに書いてありますけれども、シェア1位なのかどうか。それをどのくらいにこのネーミングによって持っていきたいかという戦略も含めて。
○知事
 現在のシェアが何番手かということは、ちょっと数字がきちんとつかめておりませんで、わからないんですが、ほかの県、例えば、熊本県ですとか、愛媛県、愛知県、そうしたところも輸出をしているという事実はつかんでいます。ただ、繰り返しになりますが、今は温室みかんと呼ばれているんですね。日本からの温室みかんというところで、何県産ということに対する評価がないもんですから、そこを佐賀だということをきちんと出していくことによって、これで成功していけば、今度は、佐賀のいちごを出すときに「佐賀いちご何とか」みたいな感じで出していけるわけですね。台湾で成功すれば、この「J-PON」を、今度は、香港にも持っていくことができるだろうと考えています。香港では既に商標登録の申し込みの手続きも始めています。こんなふうにすることによって、まずは台湾で、ハウスみかんで成功させて、それでうまくいけば、それをほかの果物にも広げていく、またほかの中国系の地域にも広げていくということが可能になるというふうに思っています。現時点では、今何位かというのがわかりませんが、去年が30トンでしたので、今年は40トン、そして、平成20年度までに約60トンにしたいというふうに考えています。こうすることによって、私どもの感じていることとしては、台湾のハウスみかんマーケットにおいては、佐賀県産が1位のシェアを確保することができるだろうと考えています。
○司会
 ありがとうございました。ほかにありますか。
 よろしければ、質疑応答は終了してよろしいでしょうか。はい、ありがとうございました。
○知事
 ありがとうございました。
○司会
 おいしく、やさしく、健やかに育ったハウスみかん、「佐賀みかん J-PON」ネーミング記者発表、これで終了させていただきます。
 本日は、まことにありがとうございました。




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