○佐賀新聞
　最初に、発表事項というか、いよいよインターハイが4日後に迫りましたけれども、全国から大勢の方が見えられますし、大会の成功はもちろんですが、佐賀をPRする絶好の機会だと思います。大会を控えて、県のトップとして抱負というか意気込みというか、そういうのをまずお聞かせください。
○知事
　今回の「2007青春・佐賀総体」は、全国から選手や監督が3万3,000人、応援には県内外から延べ50万人の方が佐賀県にいらっしゃいます。この応援者のことも考えますと、日本で最大のスポーツイベントと言っても過言ではないと思っています。
　こうして多くの方が佐賀県を訪れていただくことになりますので、ぜひ県民の皆様には、心のこもったおもてなしをお願いしたいと思います。何か困ってそうな方がおられたら、ちょっと声をかけてみる、そういうちょっとしたお節介みたいに見えることであっても、ちょっとした声かけでありますとか、期間中は随分道路が混雑したりしますので、できるだけ車を使うのを控えるとか、また、目的地に行くときには少し早目に出るようにするとか、そういった本当に小さなことの一つ一つの積み重ねが、延べ50万人の方々にとって「佐賀県って何か温かい、いいところだったな」、そんなふうな思い出を持って帰っていただけるんではないかと思っています。
　各地のインターハイに参加した高校生の話を聞いてみても、試合のこともさることながら、そこであったこと、その地域で会った人のこと、宿泊施設であったいろんなこと、そういったことを含めてがインターハイの思い出として残っているようであります。ぜひ多くの方々にいい思い出を残していただく総体を、県民の方と一緒になって全力でつくり上げていきたいと強く願っています。
　以上です。
○佐賀新聞
　準備状況は、もう万全と考えてよろしいんですか。
○知事
　はい、準備はもう進んできておりまして、もう準備万端──万端に向けてという感じだと思いますけれども、特に大きなトラブルを今に引きずっているということなく進んでいると理解をしています。